Movie
www.bbc.comジョン・カーペンター(製作、監督、脚本、音楽など)とダン・オバノン(脚本、出演、編集など)がタッグを組み、卒業制作として6万ドルという超低予算で撮り、1974年に公開された映画『ダーク・スター』が、『エイリアン』などその後の SF 映画…
ようやく日本でも観れたわけだが、アカデミー賞7部門を受賞した本作が、下手すれば日本で公開されなかったかもしれないのはとんでもない話である。クリストファー・ノーランの映画は IMAX というのがもはや周知されており、ワタシの住む田舎でも IMAX シアタ…
終映ギリギリになんとか観れた。ガイ・リッチーといえば『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、そしてそれに続く『スナッチ』が好きだけど、その後の低迷期の作品はスルーしていた。で、マドンナと離婚して復活した後の『シャーロック・ホ…
fandomwire.comワタシもこよなく愛する名優クリストファー・ウォーケンだが、『デューン 砂の惑星 PART2』が4年ぶりのスクリーン復帰であり、この記事では「セミリタイア状態」だったと表現されている。もちろんその間、まったく仕事をしてなかったわけでは…
『DUNE/デューン 砂の惑星』からおよそ2年半を経て公開される続編である。IMAX での先行上映を金曜夜に観てきた。以下、未見の人はご注意を。さて、映画館の IMAX シアター前にあったポスターを撮ったのだが、ちょっと気にならないだろうか?本作の登場人物…
本当は『コヴェナント/約束の救出』を観たかったのだが、都合と上映時間の兼ね合いでこちらになった。裁判劇に優れた映画が多いし、子供の頃に観た『十二人の怒れる男』で陪審制を知ったのをはじめ、ワタシは映画を通じて裁判というものを学んだところがある…
年明け、Facebook で映画『アンタッチャブルズ』に関するちょっと面白い話を読んだのだが、これ本当にあったことなのかねと思い調べてみたら、Wikipedia 経由で情報源となる記事を見つけた。metro.co.uk『アンタッチャブルズ』のアル・カポネ役は、最初ボブ…
映画のストーリー展開にはっきり触れるので、未見の人はご注意ください。本国で興行的に大コケしていたのは知っていたし、何より3時間の上映時間にかなり嫌気が差したのもあり、当初は観に行かないつもりだった。が、アリ・アスターには『ヘレディタリー/継…
三宅唱監督の名前は、前作『ケイコ 目を澄ませて』がワタシの観測範囲で評判で知ったが、残念ながら都合がつかず観に行けなかった。たまたま宇野維正の「映画のことは監督に訊け」を読み(ここでの三宅唱監督の返しが妙に可笑しい)、本作がその新作なのを知…
ダム・マネー ウォール街を狙え! [Blu-ray]ポール・ダノ,ピート・デヴィッドソン,ヴィンセント・ドノフリオ,アメリカ・フェレーラAmazon昨年、「映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』がすごく面白そうな件とベン・メズリックの異様な仕事の早さに驚いた…
www.nytimes.comデイヴィッド・J.スカル(公式サイト、Wikipedia)の名前を久しぶり見たなと思ったら、訃報だった。車の事故に巻き込まれて亡くなったとのこと。享年71。彼の著作は、日本でも90年代後半に次々と邦訳が出た。ハリウッド・ゴシック―ドラキュラ…
ジョナサン・デミの『ストップ・メイキング・センス』については、かつて史上最高の音楽映画に選んだのをはじめ、このブログでもこれまで何度も讃えてきた。ワタシは今50歳だが、この映画をリアルタイムには体験していない。ワタシの故郷の田舎では公開され…
年末年始に『枯れ葉』か本作を観たいなと思いながら、逃してしまう感じだった。今週たまたま時間ができたので、『みなに幸あれ』など観たい映画はいくつかあってどれを観るか迷ったが、上映時間の関係で本作になった。役所広司が好演しており、彼のことが好…
www.theguardian.com先ごろ第96回アカデミー賞のノミネートが発表された。日本関係では『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞、『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション映画賞、そして↓に感想を書いている『PERFECT DAYS』が国際長編映画賞(日本代表作品として…
www.jacobelder.comMIT の蚤の市で、1986年に発行された 4.3 BSD のマニュアルの表紙に描かれている BSD デーモンのマスコットに「初期 Unix システムと現代文化のつながり」を見つけたという話である。なにかというと、BSD デーモンを描いたのが、ルーカス…
昨年観に行きたかったが都合が悪くて行きそびれ、悔しく思っていた。が、年末年始のナショナル・シアター・ライブ10周年記念アンコール上映のおかげで、もうすぐ取り壊しになる大洋映画劇場でようやく観れた。NTLive の作品を映画館で観るのはこれが初めてで…
ここ数年、半年に一度やっているエントリ(前回、2023年上半期)で2024年を始めたい。近作のみ取り上げる。 プロミシング・ヤング・ウーマン(Netflix) キャリー・マリガンは『17歳の肖像』でブレイクした後、『わたしを離さないで』や『インサイド・ルーウ…
www.cinemablend.com『ゴジラ-1.0』が北米でも大ヒット、そして大絶賛されているのにはさすがに驚いたが、Rich Knight というライターが、『ゴジラ-1.0』はアカデミー賞作品賞にノミネートされるべき。いや、ジョークじゃないぞ、という前のめりな記事を書い…
映画 「窓ぎわのトットちゃん」Blu-ray豪華版 [Blu-ray]大野りりあなAmazon正直に書くと、本作は『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』以上に自分が観に行く映画としてまったく考えてなかった。が、ワタシの観測範囲でとても強く推す声をいくつか耳にしたので行ってみた…
【Amazon.co.jp限定】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 通常版Blu-ray(描き下ろしマイクロファイバーミニハンカチ&メーカー特典:谷田部透湖描き下ろしビジュアルカード(A6サイズ)付) [Blu-ray]HappinetAmazon金曜夜、『マエストロ:その音楽と愛と』を観に行くため…
北野武の映画を映画館に観に行くのは『アウトレイジ ビヨンド』以来である……って、10年以上ぶりなのか!ひょうきん族世代であり、テレビタレントのビートたけしには大きな影響を受けてきたワタシであるが、その映画は体質に合わないところもある。実は時代劇…
堺三保さんの投稿で、映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』が来年2月に日本公開されるのを知る。「個人投資家たちがヘッジファンド相手に一泡吹かせた事件として有名になった2021年のゲームストップ株騒動」の映画化なのだが、2021年の話がもうハリウッ…
editorial.rottentomatoes.comロッテントマトに盲従するのは愚かなことだし、ここで批評家の評価は低いが好きな映画はいくつもある。しかし、人生は短い。時間を無駄にしたと観たことを後悔する映画を避けるために、このサイトを参考にすることが多いのも確…
『ゴジラ-1.0/C』 [Blu-ray]神木隆之介Amazon本作の監督の映画は『ALWAYS 三丁目の夕日』くらいしか観ておらず、正直良い印象がないのであまり期待してなかったのだが、運良く観に行く時間が作れたので行ってみた。ゴジラ映画を全部観たわけではないので間…
www.birthdaypartymovie.com取り上げ損ねていたのだが、ニック・ケイヴとミック・ハーヴェイが在籍したバンドとして知られる The Birthday Party のドキュメンタリー映画 Mutiny in Heaven が作られたとな。個人的には、ニック・ケイヴは1989年のアルバム『T…
来月10日になれば Netflix で配信されるが、過去の『ROMA/ローマ』や『アイリッシュマン』の経験から、Netflix が力を入れる作品は、観れるなら映画館で観るべきという判断で観に行った。デヴィッド・フィンチャー待望の新作だしな!上映館が限られるため、…
ザ・クリエイター/創造者 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]ジョン・デヴィッド・ワシントンAmazon午後に『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を観た後、レイトショーで本作を観た。映画のはしごなど普段まずしないのだが、本作はなんといっても『GODZILLA…
前作『アイリッシュマン』に続く約3時間半の映画と聞いたときはいい加減にしろよと思ったが、前作のように自分が契約しているストリーミング配信サービスでの視聴とはいかないので公開初日に行ってきた。ワタシの中では煮ても焼いても食う気が盛り上がらない…
www.theguardian.com『ロスト・キング 500年越しの運命』で製作、脚本、助演を務め、BBC のドラマ『The Reckoning』で人気テレビ司会者にして「英国史上最も多くの罪を重ねた性犯罪者」とも言われ、日本におけるジャニー喜多川による性加害問題を論じる上で…
ロスト・キング 500年越しの運命 [Blu-ray]サリー・ホーキンスAmazon自分でも理由が分からないのだが、映画館で映画を観ていて、ずっと泣いてしまう映画がある。以前では、『パレードへようこそ』がそうだった。そして、本作もワタシにとってそういう映画だ…