Movie
帰省時に少し時間ができ、映画に出向いたのだが、『花束みたいな恋をした』と『ノマドランド』のどちらを観ようか悩むこととなった。実は前者にしたかったのだが、その日の後の用事に影響が出るのを恐れ、終映時間が早い後者を選んだ。本作は、2008年のリー…
メイキング・オブ・モータウン [Blu-ray]発売日: 2021/06/02メディア: Blu-rayコロナ禍と個人的な事情のアレコレで、観たい映画はいくつもあれども、なかなか映画館に足を運ぶ都合がつかない。ある時期から、家で観た新作でない映画についてはブログで取り上…
screenrant.comマッツ・ミケルセンがハンニバル・レクター博士を演じたドラマ『ハンニバル』はワタシも好きで全部見ているが、デヴィッド・ボウイが出演するかもしれなかった話は知らなかったな。ボウイにオファーされたのは、ハンニバルの叔父であるロバー…
www.newsweekjapan.jpおーっ、ジャーナリストで人気テレビ番組司会者のリック・エドワーズと、量子物理学の博士号をもつサイエンスライターのマイケル・ブルックスのコンビによる人気映画を科学的に考察する本の第二段『ハリウッド映画に学ぶ「死」の科学』…
www.dailyrecord.co.uk『トレインスポッティング』も公開25周年になるのか。公開20年を経て製作された『T2 トレインスポッティング』は、前作を汚すような続編だけは絶対に作るまいという決意を形にした良い映画だったが、それだけになおさら思ったのは、『…
yamdas.hatenablog.comジョン・キャリールー(John Carreyrou)の『Bad Blood』のことをこのブログで最初に取り上げたのは2018年6月になる。以来この本は、ワタシの中でショシャナ・ズボフ『監視資本主義の時代』と並ぶ「なんで邦訳が出らんのや本」カテゴリ…
ヘンリー・ジェンキンズ『コンヴァージェンス・カルチャー』をこのブログで取り上げた関係で(その1、その2)、共訳者のお一人である北村紗衣さん(id:saebou)から恵贈いただいた。コンヴァージェンス・カルチャー: ファンとメディアがつくる参加型文化作者…
jp.techcrunch.comkabumatome.doorblog.jp旧聞に属するが、ソフトバンクの好調な決算報告とのことで、少し前までは WeWork を代表として投資案件が火を噴きまくり、しかもその投資ファンドがサウジリスクを抱えてかなり危惧されていたと記憶する。それがドヤ…
以下、公開中の映画の内容に触れているため、ネタバレを気にする人は観てから読んでください。西川美和の映画は、2006年に『ゆれる』を観て衝撃を受け、以後新作が出るたびに映画館に足を運んできた。前作『永い言い訳』から4年以上経って公開される新作は、…
www.theringer.comカルト映画というのもきっちりした定義があるわけではないのだけど、こういう記事は思わず観てしまうね。まずはこのチョイスにおけるトップ10は以下の通り。 コーエン兄弟『ビッグ・リボウスキ』(asin:B006QJT56O) ジム・シャーマン『ロ…
deadline.comここでも何度も取り上げている『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』のミュージカル化『スパマロット』が映画化とのことである。トニー賞で3部門受賞したのが2005年なのだから、エリック・アイドルは15年以上これで稼いでいること…
新感染半島 ファイナル・ステージ [Blu-ray]発売日: 2021/05/15メディア: Blu-ray2021年、最初の劇場での映画鑑賞はこの作品から。果たして今年は何本映画館で観れるのやら……。『新感染 ファイナル・エクスプレス』が2017年に観た映画の中でも際立って良かっ…
今年世界的に大ヒットした Netflix の「クイーンズ・ギャンビット」だが、少し前にワタシも遅ればせながら完走した。観る前から評判を聞いていたので、ep1 がまったく面白く感じなくて不安になったが、アニャ・テイラー=ジョイが登場してからは素晴らしい。…
毎年20本以上の新作映画を映画館(や機内放送)で観てきたのだが、ご存知の通りの事情で2020年に映画館で観た映画は8本だけとなる(はず)。実に寂しい話である。その代わりと言ってはなんだが、今年は Netflix で何本か新作映画を観たので、その感想をまと…
www.mentalfloss.comこのようなオールタイムベスト映画選出記事は珍しくないが、Mental Floss がやってるのがポイントなんでしょうな。以下その30本を紹介するが、年代順に並んでおり、数字は作品のランキングではないのに注意。 クライド・ブラックマン、バ…
アメリカの映画やドラマで大量の紙幣が登場する場面があるが、本物のお金を常に使うわけはなく、撮影用の小道具のお札を使う。その小道具のお札にフォーカスした動画が面白い。『ラッシュアワー2』、『オザークへようこそ』、『ブレイキング・バッド』、『ダ…
星の子 通常版 [Blu-ray]発売日: 2021/03/03メディア: Blu-ray誘われて観に行った。ワタシの観た回は客は全部で5人だった。正直、今観たいのは『スパイの妻』だったが、ワタシの住処から一番近いシネコンではやってないのよね。芦田愛菜の出演作を観るのは『…
『モンティ・パイソンができるまで』に続くジョン・クリーズの新刊は、ズバリ Creativity と題した創造性をテーマとする本で、その刊行を受けていくつかインタビューを受けている。www.newyorker.com新刊のテーマである創造性について、クリエイティブである…
TENET テネット ブルーレイ&DVDセット (3枚組/ボーナス・ディスク付) [Blu-ray]発売日: 2021/01/08メディア: Blu-ray『ルース・エドガー』を観たとき、また映画館通い再開かと思っていたのだが、その後新型コロナウィルスの第二波とやらのせいで劇場からまた…
ニューヨークのデザイナー Lydia Cambron が、映画『2001年宇宙の旅』のラストを自宅で(!)再現した 2020: an isolation odyssey が良かった。まぁ、見てくださいな。12分の動画だが、実質8分である。これはお見事。これもコロナ時代ならではの試みだけど…
少し前になるが、NHK BSプレミアムで録画しておいたビリー・ワイルダーの『情婦』を観た。恥ずかしながら、ワタシはビリー・ワイルダーの名作でも観てないものが多いのだけど、BSプレミアムで放送されたものを地道に録画しておくことで、昨年から『アパート…
HiSUi TOKYO で抜刀術の師範をつとめる海渡翠壽さんが映画における日本刀を使った戦闘シーンがどれくらいリアルか評価している。映画のチョイスは新旧幅広く、師範はどの映画についても極めて穏やかにコメントしているが、点数はそれなりにつけている。以下…
www.mentalfloss.com映画『ブルース・ブラザーズ』についてはだいぶ前に取り上げたことがあるが、この映画も本国アメリカでの公開から40年になるんだな。ワタシはゴシップ的な雑学には詳しくないので知らない話が多かったが、個人的におっとなったのは以下の…
rockinon.comモンティ・パイソンの「空飛ぶモンティ・パイソン」は、実は21世紀になってから本国の BBC で一度も再放送されていないという話がある。最近では「リトル・ブリテン」の配信中止もニュースになったが、ブラックユーモアには厳しい時代なのは間違…
kottke.org 経由で知った Axios のページだが、史上最高のスポーツドキュメンタリーを50本選んでいる。もちろんアメリカ視点であり、スポーツドキュメンタリーとなると日本ではなじみのない作品も多いが、トップ10ともなるとさすがに知った作品が多い。 ステ…
ルース・エドガー [Blu-ray]発売日: 2020/12/02メディア: Blu-ray昔、ワタシは映画館を女性を誘って行く場所だとなんとなく思い込んでいて、なので映画館に行く機会は当然のように多くなかった。2008年くらいだったと思うが、そんなわけないじゃん、という当…
ヒロ・マスダさんの Twitter はフォローしていないが、よくタイムラインに ReTweet が流れてきて、とてもためになるものが多いので、論者として信頼している方である。そのヒロ・マスダさんが、日ごろ批判対象としている日本のダメな「クールジャパン」政策…
kottke.org で、20th Century Flicks というイギリスはブリストルにある、世界最古のVHS(&DVD)レンタル店についてのショートドキュメンタリー The Last Video Store を知る。「ストレンジャー・シングス」を模したタイトルにいきなりニヤリとしてしまう。…
ミッドサマー 豪華版2枚組 [Blu-ray]発売日: 2020/09/09メディア: Blu-ray世界中の映画ファンをいやーな気持ちに叩き込んだ『ヘレディタリー/継承』に続くアリ・アスターの長編2作目である。前作が尋常でなかっただけに本作への期待値も相当上がっていたわけ…
1917 命をかけた伝令 ブルーレイ+DVD [Blu-ray]発売日: 2020/08/05メディア: Blu-ray今年のアカデミー作品賞最有力候補で、そのアカデミー賞の発表直後に日本公開、本来なら最高のタイミングだったはずが、ご存知のように『パラサイト 半地下の家族』に持っ…