海外におけるWeb 2.0批判本の本命？

The Cult of the Amateur: How blogs, MySpace, YouTube, and the rest of today's user-generated media are destroying our economy, our culture, and our values

Andrew Keen による『The Cult of the Amateur』という本が出る。「アマチュア崇拝：デジタル世界がいかに我々の経済、文化、価値を貶めているか」というタイトルはなかなかに挑発的である。

既に Dave Winer と Dan Farber の書評を読んだが、Dave Winer の "Blame the bloggers" というタイトルを見てもブロガー、並びに彼らを中心とする人たちによる User-generated content に対する批判と解釈しているようだ。

個人的には Nicholas Carr あたりに書いてほしいテーマであるのだけど、向こうでもこういう本が出てきたというとこか。

当然ながら Dave Winer も Dan Farber もこの本の主張を一部認めながらも批判を加えているが、その批判は冷静さを保っているように見え、さすが古参と思わせる。