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カーツワイルが期待するコンピュータが人類の知性を超える特異点とビル・ジョイの暗い未来予測

ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき

ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき

森山和道さん経由で知った本だが、ワタシは2005年末に原書を取り上げていた(著者のカーツワイルのインタビュー記事へのリンク付き)。

原書のタイトルは『The Singularity Is Near』、つまり「特異点は近い」で、この特異点を超えれば人間文明は指数級数的な進化の過程に入り、著者がインタビューなどで語っているように人類は不老不死になるという。おおっ。

かの Bill Joy は、21世紀の強力なテクノロジーが人間の脳を凌駕するというカーツワイルのビジョンについて Why the future doesn't need us. という暗い未来予測を書き話題になった。

この文章が発表されたのは2000年だが(そんなになるのか!)、奇しくもオーディオブックとしてまもなく刊行されるようだ。

で、その特異点はカーツワイルの予測では2040年ぐらいらしいのだが、そのときまで松本零士が生きていたら、「不老不死を考え出したのは私だ」とか言い出したりして。それは冗談としても、ワタシはそのとき60台後半か……

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