OSCON などオライリーのカンファレンスを手がけ、また『Perlクックブック』(asin:4873112028、asin:4873112036)などの著書でも知られる Nathan Torkington が、ウェブサービスの無料 API についてシビアなエントリを書いている。
何せ、無料 API がオープンソースと同様に楽しみと実益の上に築かれた共有地だという考えは誤解だと喝破することから始まり、無料 API ほど高いものはない、という文章で終わるのだから。
これは以前取り上げた「Web 2.0 の無垢の終焉」話を受けたものだが、さかのぼること一年半ほど前、Google API をオープンスタンダードにしようという声に対して異議を唱えたただただ氏は偉かったということか。