Andrew Keen の『The Cult of the Amateur』については以前にも取り上げたが、その中で批判を受けているレッシグ教授が、長文エントリを書いて反論している。
CNET Japan の Lessig Blog 日本語版で翻訳されたら取り上げようと思っていたが、半月経っても翻訳されず、『The Cult of the Amateur』も刊行されちゃったので、とりあえずご紹介まで。
ブログ、Wikipedia、Creative Commons、YouTube といったものをまとめて一刀両断する「アマチュア崇拝」というタイトルはニコラス・カーに由来するのだろうが、カー自身の新著はそれとは方向性が違うようだ。
『ウィキノミクス』にも「集合痴」という表現があったが、そうした批判的視点はあってしかるべきである。ただこの本に寄せられた批判を読むと、全体的に成功しているかは少し怪しい。どこか邦訳を出さないかな。
- 作者: Andrew Keen
- 出版社/メーカー: Crown Business
- 発売日: 2007/06/05
- メディア: ハードカバー
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