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「Internet of Things(モノのインターネット)」という言葉を発明した男が説くイノベーション論

この記事を読んで初めて知ったのだが、「Internet of Things(モノのインターネット)」という言葉を発明したのって Kevin Ashton って人なんだね。彼は MIT の Auto-ID Labs の創設者にして前の事務局長だった人である。

その彼の初の著書がまもなく発売になる。イノベーターが抵抗にあう理由とその克服の仕方、多くの組織が創造的な人を抑えつけてしまう理由、創造的な組織はどのように機能するかといった話を人間の歴史をひもときながら説く本のようだ。

How to Fly a Horse: The Secret History of Creation, Invention, and Discovery

How to Fly a Horse: The Secret History of Creation, Invention, and Discovery

インタビューではイノベーションという言葉がロマンチックに過大評価される「創造性の神話」や、権力のある個人(特に白人男性)の役割が過大評価される一方で、(特に白人でない)女性が過小評価されてきたことも述べている。スティーブン・ジョンソンの『イノベーションのアイデアを生み出す七つの法則』(asin:4822285170)やスコット・バークマンの『イノベーションの神話』(asin:4873113458)に近い本なのかもしれない。

詳しくは本の公式サイトをどうぞ。

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