ちょうど『善と悪の生物学 何がヒトを動かしているのか』(asin:4140819456、asin:4140819464)の邦訳が出たばかりの神経生物学者ロバート・M・サポルスキーだが、偶然にもその彼の新刊 Determined もちょうど今月出たばかりだったりする。
その「自由意志なき人生の科学」という副題を見ても明らかだが、何十年もの研究の結果、ロバート・M・サポルスキーは「我々には自由意志などない」という結論にいたったそうな。
この手の自由意志はありやなしやという話は時々話題になるし、それをテーマにした作品も多いが(テッド・チャン「予期される未来」とか)ワタシなど、小学生の素朴な疑問レベルで「いや、あるやろ。なかったら、ワシら生きてる意味あんの?」と思ってしまうので、この結論についてしっかりした本を読んでみたいところ。
ロバート・M・サポルスキーの本であれば、再来年までには邦訳が出ると思うので、それを楽しみに待ちたい。
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