インターネットドラフト UDP Encapsulation of IPsec Packets が RFC3948 になったので日本語訳も追従。細かい修正点をなるだけ見落とさないよう努めたつもりだが、訳におかしなところを見つけたらお知らせください。
これまでずっと翻訳してきたインターネットドラフトがようやく RFC になったわけだが、この RFC の位置づけについて知りたい方は、無印吉澤の「IPsecのNAT越えに関するRFC」が分かりやすいです。
当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。
先日触れた CNET によるビル・ゲイツインタビューの波紋の話だが、おいおい、CNET Japan がもったいぶるものだから、件のインタビューの(問題の発言が含まれない)前半部しか公開してないのに Wired News の翻訳が出ちゃったじゃない。
さて、調子の出ないゲイツ君とは対照的に絶好調なのはスティーブ・ジョブス君だが、確かに Mac mini のニュースにはかなり白熱してしまった。冷静に考えると安くもないのだけど、スペック的にも価格的にもすげー商品に思えてしまえたところが今のアップルの勢いなのか。
さて、Wiki の祖であるウォード・カニンガムは Wikipedia についてどのように思っているのだろうか。
c2.com Wiki の WikiPedia ページに面白いやり取りがある。上の記事にも登場する Wikipedia の創始者 Jimmy Wales が問いかける。
この評価の高いコミュニティに私が問いたいのはこのことだ。Wiki は使いものになる百科事典を成功裡に生みだせるとあなた方は考えるだろうか?
それに対してウォード・カニンガム応えて曰く、
うん、でもとどのつまりそれは百科事典にはならんよ。それはWikiだろうね。
うむむむ……
考えてみれば、もっとまともに Wikipedia について語った「ウォード・カニンガム、ウィキとウィキペディアを語る」というページがあった。
これはまだ取り上げてなかったか。Wikia がホストしているということは Jimmy Wales 絡みのプロジェクトと考えてよいだろう。昨年12月に始まったばかりだが、久しぶりに見に行ったらコミュニティ数がかなり増えていた。イメージ的には GeoCities の Wiki 版というか、早い話巨大 WikiFarm を目指しているものみたい。
Wikipedia と同様に、Wikicities 上のコンテンツは GNU Free Documentation License(GFDL)などの自由なライセンスが適用されるというのもポイントか。
Angela Beesley が bloglines 上に Wikicities についてのブログを開設しているので、そちらで主要なトピックは追える。
忘れた頃にAmazon980円劇場。
今更ワタシが書くまでもなく、レニー・クラヴィッツは非常に優れたソングライター、ヴォーカリスト、プレイヤーである。彼の作る楽曲は、ワタシの好みのツボを突くコンセプトで作られたものが多い。またクオリティ管理に長けた人でもあるから、アルバムトータルとしても破綻することなくバランスをとってくるし、第一彼は質の低いアルバムをリリースしたことは一度もない。そしてそうした彼を、ワタシはこれまでずっと、どうも今ひとつ好きになれずにいる。
ほとんどいいがかりのような感想だが、彼のそうした達者さが鼻につくのだ。彼のロックンロールにしろソウルにしろファンクにしろ、ここまで有能だと結局有効性が過去に立証された方法論の有効性を再度示しているだけじゃないか……などと理屈っぽく考えることはさすがにないのだが、何か一言文句を言いたくなるところがある。
そうしたワタシもヘンな抵抗なく聴けるアルバムとなると、このセカンドアルバムになる。好きな曲を挙げていくと……ほぼ全曲挙がってしまう。他の作品と比べても、名曲揃いといってよい。つまりは文句なしの名盤です。
Copyright (c) 2003-2023 yomoyomo (E-mail: ymgrtq at yamdas dot org)