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MIAU(インターネット先進ユーザーの会)に寄付した

こないだ Creative Commons に寄付したことを書いたが、続いて MIAU に寄付させてもらった。

もちろん正会員になってもよかったのだが、初年度は寄付だけにしておこうと決めていたので。年会費の倍寄付させてもらった。

あと全然関係ないが、ちんさやに電話出演してしまった。いきなり電話かかってきてびっくりしたよ。

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)

CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)

Wikiの父、グーグルのSearchWiki機能について語る

Google検索結果をカスタマイズできる SearchWiki 機能について ReadWriteWeb が Wiki の父である Ward Cunningham にインタビューしたようだ。ワード・カニンガムのリアクションは大体以下の感じで、この機能に Wiki の名前を冠したのに驚いている。

なかなか賢いやり方だと思う。シンプルでパワフルだし――レスポンスも十分スケールするだろう。驚くのは、Google がこれを wiki と呼んでること。彼らが wikiwiki と呼ばないと知って(実際 Jotspot は Google Sites と名前に変えられたしね)、私は自分が検索するのをググるとは言わないようにしたぐらいで。でも実際には彼らはちゃんと wiki と言っているから、私も検索するのをググると言うつもりだけど……今度はそれを wiki って呼ばないといけないのか?

Google が検索結果に wiki を持つのかどうかは分からないけど、多分フォーラムなんだろう。思考を共同で編集するのは、wiki 独特のやり方につながるのだけど、Google で公開されているビデオではそれは分からない。

Google は大量のデータを得ることになる。彼らに情報を巧みに利用する力があるのは間違いないから、我々皆の利益になることを期待しよう。必ず我々皆の利益になると私が考えているわけじゃない――けど、多くの人たちの行動は信頼に足ると思うしね。

Wiki Way―コラボレーションツールWiki

Wiki Way―コラボレーションツールWiki

注目すべき10のセマンティック・アプリ……の一年後

ワタシも一年前に取り上げた注目すべき10のセマンティック・アプリ記事のフォローアップを ReadWriteWeb がやっている。こういうのはいいね。

ロイターに買収された ClearForest 改め Calaisマイクロソフトに買収された Powerset をはじめとして、TripItTalis が特に有望そうだ。

なお、ReadWriteWeb ではセマンティック・ウェブ分野で有望なさらなる10のサービスを紹介している。

モンティ・パイソンYouTube公式チャンネル開設によせて

すっかり乗り遅れてしまったが、ご存知の通り Monty Python の YouTube 公式チャンネルができている。

今回の開設について口上については、optical_frog さんnofrills さんの訳を参照いただきたい。

CNET Japan の記事を読むとパイソンズが YouTube に対して敵意をもってるように読めるが、「パイソン関係の人々はあえてYouTubeを放置して、あのメディアを逆手にとり利用している」という見方があったくらいで、公式チャンネルにおいても Amazon のリンクを入れてるくらいの控えめさは「よく分かっている」感じである。

のっけから高画質で「バカ歩き省」や『ブライアン』の感動のエンディングや映画史上に残るミュージカル「すべての精子は神聖なり」を公開する太っ腹ぶりだが、個人的には nofrills さんと同様に「議論クリニック」を推したい。

そういえばワタシはこのスケッチのグレアムの台詞で、後にバージョン管理システムソフトウェアの名前にもなる "git" の意味を知ったんだ。

前半言葉の応酬なのでジョン・クリーズグレアム・チャップマンのコンビ作のスケッチかと思いきや、マイケル・ペイリンテリー・ジョーンズが、ジョン&グレアムの作風を意識して作ったスケッチらしい。第3シーズンともなると、こうした形の成熟もみられたわけだ。

後半はナンセンス度が増すが、いきなり刑事が出てくるところは番組を通してみてないと面白くなくて、Flying Circus はやはり30分ぶっ続けの素晴らしさがある。

で、このスケッチの後半でも自己言及されるが、パイソンは「オチをつけない」をルールにしていて、それでどういう風に終わらせるかという点において、このスケッチはすごくクールで最高の出来だと思う。

で、最後に "The End" が出るが実はこの回の放送はこれで終わりではなく、この後、最高にアンチクライマックスなエンディングが続き、上記の「オチをつけない」を徹底させていて……とパイソンのことを書き出すと止まらなくなる。みんな! 『空飛ぶモンティ・パイソン』の DVD 買おうぜ!

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