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渡辺淳一『愛の流刑地』を21世紀型文学実験として評価することは可能か

いきなり無茶なタイトルを付けてみた。

小生は、日経新聞の連載新聞『愛の流刑地』を実際読んだことは一度もないのだが、にっけいしんぶん新聞におけるツッコミを毎度大笑いしながら楽しく読ませてもらっている。

しかし、2月7日掲載分へのツッコミで驚くべき推測がなされており、思わず身を乗り出した。

この新聞小説とブログが双方向になっているではないか?

これが本当なら、我々は愛ルケ(というらしいですね)をブログ時代の文学実験として評価しなければならないのではないか(笑)

たとえそうだとしても、新聞小説とネットのコラボレーションは実はこれが最初ではない。言わずと知れた筒井康隆『朝のガスパール』である。余談だが、最近では愛・蔵太さんの過去のネット活動を知らない人も多いようなので、この小説に氏が登場すると言っても信じてもらえないかもしれないな。

それはともかく、当分『愛の流刑地』から目が離せない。「言葉は愛の潤滑油」を標榜する菊治が、冬香の耳元で「ふゆかたん」と囁いたらガチということで(ありえねー)。

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