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Soul II Soul / Club Classics Vol. 1

Club Classics

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こないだ「ミュージックボックス」に触れたときに本作のことを思い出した。ワタシがあの番組をみていた1988年頃、イギリスのチャートはリック・アストリーやカイリー・ミノーグをプロデュースする SAW(ストック・エイトキン・ウォーターマン)全盛でいささか食傷気味だった……などと音楽通みたいなことを書きたいところだが、当時はそれはそれで楽しんでいた(笑)。でも、そうしたその中でチャートをかけあがった Soul II Soul の音はなんとも不思議な感じがしたものだ。

以前にも書いたがその頃はワタシはヒップホップ全般が生理的に好きになれず、レンタルして聴いた本作もはじめはピンと来なかったのだが、1989年を代表するアルバムなのは間違いない。レゲエ、ヒップホップ、ソウル、ロックといった音すべての要素を備えながら、そのいずれの枠内にもおさまらない。今聴いてもあまり古さを感じさせないクオリティを誇っている。

当初はこのプロジェクトのリーダーであるジャジー・B.の才能と思われたが、実際には屋敷豪太やネリー・フーパーといった周りにいた人間が奇跡的に有能だったからというのは後に屋敷豪太によって暴露されたっけ。

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