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ニール・ヤングの寝た子も震わせるライブの名盤3枚

Amazon で980円以内で買えるディスクを紹介する「Amazon980円劇場」だが、こないだ久しぶりに書いた勢いでまた紹介させてもらう。この円安では、いつまでこういう紹介ができるか分からんしね。

今回取り上げるのは、近年もコンスタントにアルバムを発表するだけでなく、高音質音楽プレーヤー Pono Player を手がけるなど老いてますます盛んなニール・ヤングのライブ盤3枚である(文中紹介するアルバムもすべて980円以下だったりする)。

Live at Massey Hall 1971

Live at Massey Hall 1971

タイトルの通り、1971年のライブを収録したものだが、発売されたのは2007年で、なんで35年以上お蔵入りだったのか分からない素晴らしいライブ盤である。

本作は『After the Gold Rush』(asin:B000002KD9)と CSN&Y での活動を受けた後のソロ初期のライブだが、完全に彼一人でやっていて、彼のアコースティックな面が堪能できる。たった一人でもこれだけ豊かに表現できるのである。

Live Rust

Live Rust

本作は1979年に発表されたクレージー・ホースとのライブ盤で、パンクムーブメントに触発された『Rust Never Sleeps』(asin:B000002KDG)の後のツアーを収録している。以前ワタシが愛する洋楽アルバム100選を書いたとき、どうしてもニール・ヤングのアルバムから一枚だけ選びきれなくてこれをチョイスさせてもらった。

前半はほとんどヤング一人のアコースティックセットで、後半は嵐のようなエレクトリックセットになるが、両方とも素晴らしい。やはりクライマックスは "Like a Hurricane" である。

UNPLUGGED

UNPLUGGED

栄光の70年代の後、レコード会社から「意図的に売れないアルバムを作っている」と訴えられた低迷と迷走の80年代だったが、『Freedom』(asin:B000002LHM)あたりで立ち直り、活気と落ち着きを取り戻した1993年、当時流行っていた MTV の「アンプラグド」出演時のライブである。

かつてクレージー・ホースのメンバーだったニルス・ロフグレンや南部ソウルを支えたソングライターにしてオルガンプレーヤーのスプーナ・オールダムなどがバックを務める。

本作もアコースティックセットなのだが、クライマックスはやはり "Like a Hurricane" で、まさかのパイプオルガンアレンジである。

前にも「天才が意図的に作ったクソアルバム5選(でも実はそれほどひどくない)」で書いたが、ファンを困惑させた『Trans』の曲をチャーミングに演奏しており、なんだ普通にやったら良い曲だったんじゃん、とファンを呆れさせたものである。

ラストの "From Hank to Hendrix" は、前年に出した『Harvest Moon』(asin:B000002MG4)収録の曲だが、歌詞は長年連れそった中年夫婦の別れが描かれている。しかし、この曲を出してから20年以上して36年以上連れ添った妻と離婚するとは思わなかったな。

それでは皆さん、ごきげんよう。さようなら。

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