WirelessWire Newsで「「お前の手は血まみれだ」に始まる2024年のクリシェ、そしてAIの儚い未来の落としどころ」を公開。
今回もぶち狂った長さになってしまいました……。
さて、今回の原稿で取り上げられている文章、昨年末から今年のはじめに公開されたものが大半である。実は今回は、「意識の流れ」とか書くと大げさだが、年末年始に読んだ文章を思い出して、勝手にワタシの頭の中でつながりが見いだされた順番に挙げていったものなんですね。
なので、実は今回の文章に論旨としての一貫性は端的になかったりする。お気づきだろうか。
ただ、そのように頭の中でつながるままに書いた文章であるが、さすがにすべて思い通りにはいかず、元々最後はジャロン・ラニアーのデータの尊厳論、そしてそれを斥けるマイク・ルキダスとティム・オライリーの「著作権、AI、来歴」における RAG(Retrieval-Augmented Generation)推しの話をもってきたかったのだが、とてもではないがワタシの手に負えないと断念した。
それはさておき、今回の文章で、2024年に AI への投資が鈍るという予測を紹介しているが、そうした意味でサム・アルトマンの AIチップ開発に最大7兆米ドル調達(先進国の GDP 超えてるだろ)というプランはかなり危険だと思いますね。