Markdown Guide の著者として知られるテクニカルライターの Matt Cone が、HTML と CSS、そして何より Hugo の静的サイトジェネレータを使って静的なウェブサイトを作成するガイドを書いている。
要は、このサイトの記述に従えば、スクラッチからウェブサイトを構築するプロセスを経験でき、ウェブサイトがどんなもので、そこでどんなテクノロジーが動いているか理解できるというわけだ。
やはり、「静的ウェブサイト」というのがポイントだろう。著者自身、Introduction でその理由を説明している。
Static Site Guide が静的ウェブサイトだけを対象とするのは、静的なウェブサイトこそ大多数の人にとって最適な選択肢だと思うからだ。静的なウェブサイトで、ブログ、企業マーケティングのウェブサイト、個人用やプロ用のポートフォリオなどを作成できる。WordPress や商用ウェブサイト構築サービスを使って動的ウェブサイトを作ることにした場合でも、静的なウェブサイトがどのように動くか知るのは、より良い動的ウェブサイトを構築する助けとなりうる。
こういうガイドが作られるあたりに、ワタシも「WEIRDでいこう! もしくは、我々は生成的で開かれたウェブを取り戻せるか」で書いた個人サイト再興の動きとのつながりを感じるのである。
このサイトのコンテンツは CC BY-NC-SA 4.0 ライセンス(コードには MIT ライセンス)が指定されているので、どなたか日本語訳やってみませんか?
ネタ元は Pluralistic。