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YAMDAS更新(魔法と喪失(3) 魂を受け継ぎ、蘇る名曲たち)

読んだ観た聴いた魔法と喪失(3) 魂を受け継ぎ、蘇る名曲たちを追加。

ルー・リードの音楽の本質にまったく迫らないルー・リードについての雑文」シリーズ第3回目で、このシリーズも残り1回となった。果たして何人がついてきているか……

Lotusflow3r/Mplsound/Elixir

Lotusflow3r/Mplsound/Elixir

Best of Tommy James & Shondells

Best of Tommy James & Shondells

〈盗作〉の文学史

〈盗作〉の文学史

Loaded

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THE TRINITY SESSIONS

THE TRINITY SESSIONS

『ヤバい経済学』の映画化と続編『超ヤバい経済学』の刊行

wrong, rogue and booklog で知ったのだが、スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー『ヤバい経済学〜悪ガキ教授が世の裏側を探検する』がなんと映画化されたらしい。

このトレイラーを見る限り、大相撲の八百長問題も入っているみたい(笑)。詳しい情報は IMDbWikipedia をどうぞ。

そして、一年近く前にここでも紹介した続編『SuperFreakonomics』の邦訳が『超ヤバい経済学』として今月刊行される。

超ヤバい経済学

超ヤバい経済学

邦題は予想通りとして、『SuperFreakonomics』については結構批判も多かったはずで、邦訳にはそのあたりがどの程度反映されているか気になるところ。

ニック・ケイヴのサイドプロジェクトGrindermanの2枚目が登場

ニック・ケイヴのサイドプロジェクト Grinderman については、インタビュアーにブチキレながらもカイリー・ミノーグへの愛を真面目に語るインタビューを紹介したときも触れたが、セカンドアルバムが出るんだね。

思えば一昨年にはバッドシーズと無茶苦茶かっちょいいアルバムを出し、昨年は小説『The Death of Bunny Munro』を書き、それがテレビのミニ・シリーズ化になるなど充実した活動を続けているわけで、50歳過ぎてからのニック・ケイヴの絶倫ぶりには目を見張るばかりだ。

あと接点の薄そうなロバート・フリップとの共演だが、問題の曲は上のニュースページで試聴できるよん。

Grinderman 2

Grinderman 2

Grinderman 2

Grinderman 2

Grinderman 2 (CDSTUMM299)

Grinderman 2 (CDSTUMM299)

Grinderman 2 [限定盤/デラックス・スリップケース/ブックレット(60p)/ポスター封入] (LCDSTUMM299)

Grinderman 2 [限定盤/デラックス・スリップケース/ブックレット(60p)/ポスター封入] (LCDSTUMM299)

Grinderman 2 [解説付/ボーナストラック2曲収録/国内盤] (BRC274)

Grinderman 2 [解説付/ボーナストラック2曲収録/国内盤] (BRC274)

えーっと、これのどれを買えばいいんだ!(笑)

【発掘】岡田斗司夫が語る「村上隆がオタクに嫌われる理由」【ネタです】

ワタシ自身は昔も今も村上隆の作品にはまったく興味がないのだが、そういえばこの話題でエントリ書いたことがあったな……と記憶を辿り、以前掲載したエントリ(その1その2)から、モノ・マガジンNo.494における岡田斗司夫の「新オタク日記」2004年3月23日分を再度引用してみる。

以下、「村上」は村上隆、「森川」は森川嘉一郎、「専務」は海洋堂専務。

 ここでも私は村上氏に「森川君、こないだの記者会見で『侘び寂び萌え』というものすごいコンセプトを発表しながら、全然気がついてないんだよ〜」と話すと、「森川さん、あなたそれで一生食っていけますよ」とこの現代アーティストも興奮した。
 その後、「なんで村上隆はオタクに嫌われるのか」など話す。途中でオナニーのオカズにしたマンガの話になって、
 岡田「やけっぱちのマリア」
 専務「ふしぎなメルモ
 といやーんなカミングアウトが続いたところに、
 森川「内山亜紀(あんどろトリオ)」
 に全員大ショック。そうか、内山亜紀で抜いた世代なのか。そりゃ君たちは「萌え世代」と名乗っていいわ。
 しかし、私は気づいていた。みんなが談笑する中、村上隆だけがズリネタを発言しなかったのを。そういうところがお前、オタクに嫌われてるんだよ!

はい、そういうわけで、今回の議論とはまったく関係ありません(笑)

小谷野敦と山形浩生が同じ点で内田樹にツッコミ

このお方は、2002年いっぱいで文筆家を廃業すると朝日新聞で堂々宣言して、結局やめず、かつやめなかった理由についても説明していないウソツキジュ君である。

オオカミ少年内田ジュ先生 - 猫を償うに猫をもってせよ

http://bit.ly/dhrqF7 朝日書評委員時代 (2002頃)も、内田樹は一般書うちどめ宣言をした。当時の内田著書はまだ質が高かったし、打ち止めなら是非紹介しようと、高橋源一郎と取り合ったものだ。でもその後、絶筆どころか濫造に拍車がかかって失望。今度も口だけか。

http://twitter.com/hiyori13/status/22943333708

奇しくも猫猫先生山形浩生が、内田樹がかつて宣言を反故にしたことを突っ込んでいる。

ワタシの内田樹への評価は、三年前にも書いている通り、「とても読ませる書き手であるというのは認めるが、(特に若い)読者をたぶらかすのもたいがいにしろよ」というものである。

実際 Amazon を調べてみると、文庫化などを除くと共著を含めても今年の刊行は十冊足らずだった。ただ、それで意外に少なく思えるくらい特定の著書に執筆依頼が集中しているのは確かだわね。

街場のメディア論 (光文社新書)

街場のメディア論 (光文社新書)

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