久方ぶりに Scripting News を読んで知ったのだが、(Dave Winer が創業した)Userland の屋台骨を支えた Userland Frontier のカーネルが、Frontier Kernel において GPL で公開されていた。
Frontier は、ソースコードの編集やデバッグができる、ウェブコンテンツ管理データベース、統合スクリプト環境で、XML-RPC が最初に実装されるなど(まあこれにも Dave Winer が大きく絡んでいるのだけど)現在隆盛の CMS の草分け的なイメージで当方はとらえているが、それでオッケーっすよね? それがどうしてオープンソース化されたのか、なぜライセンスが GPL なのかといった点については、上記サイトの FAQ ページを参照いただきたい。
Userland の製品は元々 Mac 用がほとんどで(だと思う)、古株の Mac ユーザには感慨深いものがあるのではないか。日本における Frontier についてのドキュメントというと何といっても UserLand Frontierユーザーズガイドで、プロジェクト杉田玄白最初期の登録文書の一つとして、個人的にも思い出深いものである。
この文書の訳者はアノ人。