アメリカ大統領選挙、並びにその結果について一通り意見が出たが、個人的にはやっぱりなぁという何ともやりきれない思いだけである。以下箇条書き。
- やっぱりこのカナダ合衆国とジーザスランド(笑)の分断さ加減はすごいよな。「文盲で狂信的な福音派のクリスチャン」のおかげでブッシュが勝ったという決め付けは間違いなのはその通りだとしても、いろいろ言いたくもなるわな
- それと絡めてブッシュ支持者は知能指数が低いという話については、奥村晴彦さんのWikiから辿って確かめてみよう
- 日本の輸出産業の立場で考えた場合、露骨に日本軽視で親中国だったクリントン政権の過去、選挙途中まで日本の輸出産業に厳しいコメントを出していたケリーを鑑みて共和党政権のほうが好ましいというのはその通りなのだが、それは飽くまでアメリカ経済が健全に機能した場合の話であって……
- 電子投票についてのインシデント報告がとんでもない件数になっているそうだが、はじめから分かっていた話じゃないか。そういうフリーハンドを与えた時点で負けだったのだ。これじゃケリーは実ははじめから勝つ気がなく……といった陰謀論が出るのも仕方ない
- 今回の選挙におけるテクノロジーがもたらした影響についてダン・ギルモアがいかにもな文章を書いているが、これについてもブッシュが勝利している。だって iDebate をやってのけたのだから。個人的にはどうしてこの話がもっと話題にならなかったのか不思議だ