「試練を迎えるWikipedia」を書いたところ、呼応する「Wikipediaとアンチエリート主義」という文章を Moleskin さんが書かれており、何かしらトスを上げることができたようで嬉しく思った。
結局元の Larry Sanger の批判は、Wikipedia には専門分野のエキスパートを軽視する風潮があり、そうした人たちからの訂正を検閲だなんだと騒いで吊るし上げる連中のコミュニティが形成されているということのようだ。
その Wikipedia を擁護する Clay Shirky のエントリについては、Danah Boyd による反応、そしてそれに対する Shirky のエントリと議論が続いている。
そうしていると、WIRED NEWS に Wikipedia Faces Growing Pains という文章が公開されており、上に名前が挙がる人たちの議論がまとめられている感じで、これの翻訳が公開されるのを待ってもよさそうだ。