確かに梅田さんが書くように「いい時代になったものだと思う」。しかし、それはすぐに当たり前のものとなり、ユーザは貪欲に利便性を求める。
ポッドキャストは、上に挙げた Coverville にしろ、梅田さんが例に挙げる IT Conversations にしろサイトとしてブログツールで構成し、ポッドキャストのエントリと1対1対応させるのが常道である。
問題はブログ側に入れるべき内容である。Coverville のような音楽系ならばオンエアした曲名一覧、IT Conversations のようなトーク系(?)ならばその話の内容、話者のプロフィールは当然として、後者に関してはもっとキメの細かい情報がほしい。
インタビューなどもそうなのだが、30分を越えるものなら具体的にどういう内容を話しているか、そしてそれは大体開始何分ぐらいに始まるのか分からないと後で聞きなおすときに厳しいのだな。そうした意味で IT Conversations はまだ作りが甘いのである……って何を偉そうに。
でも、ポッドキャストにビジネスを絡めるとなればそこまでの配慮が必要になるだろう。もちろん、そうした情報も何らかのタグなりでデジタル情報として含められるのだろうが。