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カーズの名作は今なおポップでキャッチーでちょっとヘンである

Coverville でリック・オケイセックの誕生日にあわせて The Cars の特集をやっていて、改めて聴いてカーズの曲ってキャッチーでポップだよなと思い、カーズのアルバムを調べてみたらアルバムがだいたい980円以下で売られていたので、Amazon980円劇場として紹介させてもらう。

しかし、リック・オケイセックってもう65歳なんだな。カーズがレコードデビューした時点で中心メンバーの昆虫顔のオケイセックもイケメンなベンジャミン・オールも30がらみだったというのは興味深い。実はダイアー・ストレイツみたいに後がないデビューだったんだろうか。

Cars

Cars

冒頭3曲のポップさがたまらない。80年代主流となるシンセサイザーをフィーチャーした音を先取りしながら、一方でエリオット・イーストンの渋いギターサウンドもうまく溶け合った勢いあるロックを構成している。

意外なところでナイン・インチ・ネイルズトレント・レズナーもこのアルバムが大好きで、"Just What I Needed"(燃える欲望、とかとんでもない邦題がついていた)のシンセのフレーズをインタビューで嬉しそうに口ずさんでいたっけ。

Candy-O

Candy-O

正直、取り上げるのはファーストと『Heartbeat City』だけでいいかと思っていたが、このグラマラスな女性を配したジャケットもカーズのアルバムの売りの一つなので、取り上げておきたい。

このセカンドアルバムはなんといっても1曲目の "Let's Go" がかっちょいい。この曲もだが、リック・オケイセックの歌詞(歌はオケイセックとオールが分け合っているが、楽曲はほぼすべてオケイセック作)ってちょっとした言い回しが気が利いていていいんだよね。

Shake It Up

Shake It Up

4枚目の本作もジャケットがグラマラスな女性で、これはオケイセックの美意識なのだろう。当時はブライアン・フェリーと比較されたが、彼ら自身はパンクではないものの、ニューヨークのアートシーンとの関わりもバンドの知的イメージに貢献していた。

Heartbeat City

Heartbeat City

"Magic" や "Drive" などヒット曲満載の5枚目で、当時は PV も話題になったね。商業的に頂点を極めるとともにフェードアウトしたのも80年代のバンドらしい気がする。

90年代以降オケイセックはウィーザーなどのプロデューサーとして成功するが(ウィーザーの新譜もそうみたいね)、前述の通りリスペクトを受けており、それが2010年のカーズ再結成の成功につながったのだろうね。

なお、上に紹介したアルバムを複数買うつもりがあれば、例によって 5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET で1枚目から5枚目まで駄作なしで買えるのがお得かもしれない。

The Cars  5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET

The Cars 5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET

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