Coverville でリック・オケイセックの誕生日にあわせて The Cars の特集をやっていて、改めて聴いてカーズの曲ってキャッチーでポップだよなと思い、カーズのアルバムを調べてみたらアルバムがだいたい980円以下で売られていたので、Amazon980円劇場として紹介させてもらう。
しかし、リック・オケイセックってもう65歳なんだな。カーズがレコードデビューした時点で中心メンバーの昆虫顔のオケイセックもイケメンなベンジャミン・オールも30がらみだったというのは興味深い。実はダイアー・ストレイツみたいに後がないデビューだったんだろうか。
- アーティスト: Cars
- 出版社/メーカー: Elektra / Wea
- 発売日: 1987/06/01
- メディア: CD
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冒頭3曲のポップさがたまらない。80年代主流となるシンセサイザーをフィーチャーした音を先取りしながら、一方でエリオット・イーストンの渋いギターサウンドもうまく溶け合った勢いあるロックを構成している。
意外なところでナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーもこのアルバムが大好きで、"Just What I Needed"(燃える欲望、とかとんでもない邦題がついていた)のシンセのフレーズをインタビューで嬉しそうに口ずさんでいたっけ。
- アーティスト: Cars
- 出版社/メーカー: Elektra / Wea
- 発売日: 1987/06/01
- メディア: CD
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正直、取り上げるのはファーストと『Heartbeat City』だけでいいかと思っていたが、このグラマラスな女性を配したジャケットもカーズのアルバムの売りの一つなので、取り上げておきたい。
このセカンドアルバムはなんといっても1曲目の "Let's Go" がかっちょいい。この曲もだが、リック・オケイセックの歌詞(歌はオケイセックとオールが分け合っているが、楽曲はほぼすべてオケイセック作)ってちょっとした言い回しが気が利いていていいんだよね。
- アーティスト: Cars
- 出版社/メーカー: Elektra / Wea
- 発売日: 1987/06/01
- メディア: CD
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4枚目の本作もジャケットがグラマラスな女性で、これはオケイセックの美意識なのだろう。当時はブライアン・フェリーと比較されたが、彼ら自身はパンクではないものの、ニューヨークのアートシーンとの関わりもバンドの知的イメージに貢献していた。
- アーティスト: Cars
- 出版社/メーカー: Elektra / Wea
- 発売日: 1995/04/12
- メディア: CD
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"Magic" や "Drive" などヒット曲満載の5枚目で、当時は PV も話題になったね。商業的に頂点を極めるとともにフェードアウトしたのも80年代のバンドらしい気がする。
90年代以降オケイセックはウィーザーなどのプロデューサーとして成功するが(ウィーザーの新譜もそうみたいね)、前述の通りリスペクトを受けており、それが2010年のカーズ再結成の成功につながったのだろうね。
なお、上に紹介したアルバムを複数買うつもりがあれば、例によって 5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET で1枚目から5枚目まで駄作なしで買えるのがお得かもしれない。
The Cars 5CD ORIGINAL ALBUM SERIES BOX SET
- アーティスト: The Cars(カーズ)
- 出版社/メーカー: Warner Music
- 発売日: 2010/02/27
- メディア: CD
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