大富豪家さんとしても知られるインタフェース研究家の第一人者増井俊之氏に先月お目にかかった折には失礼にも、「ドコモ・モバイル・サイエンス賞の賞金は何に使ったんすか!」と尋ねたところ、「いやー、バリ島に二つ目の別荘を買ってね」と葉巻をくゆらせペルシャ猫を撫でながら余裕を見せた……すいません、ウソです。以上はワタシが勝手に抱く「富豪」のイメージで、増井さんからは至極常識的なお答えをいただいたのだが(増井さん、ぶしつけな質問すいませんでした)、せめてネット上は富豪でいこうと一挙にブログを複数設けている。
いずれも Blogger を利用していて、Unix Magazine の記事が契機となったようだ。
こういうのをみると思わず「これがブログブームのはじまりですか?」と半笑いになってしまうが、それで思い出したのが社会学者作田啓一氏の激高老人のぶろぐ。
作田氏の場合は以前からの蓄積があるし、このブログがそうだと言いたいのではないが、今後ブログに参入する年齢層があがり、「激高」とか「八つ当たり」といった言葉が安易に使われ、「毒舌を自称するサイトは面白くない」の高齢者バージョンになりそうな予感がする。
増井さんに話を戻すと、大富豪家さん、KINOKUNIYA 書評空間の書評ブログのほうもよろしくお願いします!