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原稿の締め切りと催促を巡る編集者と執筆者の心のぶつかりあい問題の続き

タイトルが大げさだっての。あと今日の画像は例によって Wikimedia Commons より。

こないだの「原稿を催促する人、締め切りを破る人」は、その当事者の方々の琴線に触れたようだ。反応を紹介させてもらう。

まずは原稿を執筆する側の結城浩さん

結城は〆切をよく破って編集者さんに迷惑を掛けてばかりいます。いつもごめんなさいごめんなさいと言ってます。その一方で催促メールをもらうのは大好きです。うーん。

「催促メールをもらうのは大好き」って(笑)

ワタシも翻訳のような大きな仕事になると最初に決めた締め切りに間に合わないことがある。その場合早めに編集者に連絡をいれ、新しい期日を相談することにしている。これは以前読んだ結城さんの日記に全面的な影響を受けたものである。

続いてある編集者の気になるノート。こちらは言うまでもなく催促する側。

原稿が入らなくて、気が狂いそうな夜を何夜過ごしたとしても、結果として帳尻が合うのなら(あるいはその遅れが許容範囲のものなら)、「2」の人と仕事をしたほうがいい。

「2」の人が何を指すかはエントリを読んでいただくとして、「気が狂いそうな夜」という表現がなんとも生々しいですな。

孤高の編集王 id:mohri さんもブックマークコメントで、

「腐れ外道」ってFAXしたくなる気持ちはわかる。

と書かれていて、そうかぁ、××××さんに本を書かせるには相当な忍耐がいるんだなぁ……と勝手に対象を想像してしまいました!

あと k16's note のエントリの冒頭の「原稿を催促する側の気持ちが分かる人間は催促される側よりも少ないと思う。」という一文には重いものを感じた。

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