先日、Twitter で最も多くブックマークされることとなるつぶやきが投下された。
@tsuda MacPeople編集部の松浦こずえです。津田さん、原稿まだでしょうか。締切りすぎてます。よろしくおねがいします。
http://twitter.com/coffeemilkcrazy/status/2263984473
ワタシも編集者の方と少し付き合いがあり、ライターと締切の話をいくつか伺うことがあるので、これを見たときに原稿催促 Bot のアイデアが浮かんだ。
id:RPM さんも同種のアイデアを書かれているが、ワタシが考えたシステムは、ライターの名前と締切日時を設定するもので、それを超過した時点で、
@○○○○ ×××編集部の△△△です。○○さん、原稿まだでしょうか。締切りすぎてます。よろしくおねがいします。
と原稿催促システムがロックオンしたことを通告する。以後はそのライターが原稿もあげずに Twitter に何か書くたびに、
@tsuda いいからMacPeopleの原稿を書け
と自動的にツッコミ続けるのだ(元ネタ)。空気を読まない強引さが、そのライターを自ずと原稿に向わせる仕組みだ。
それだけだと Twitter への書き込みを自重して現実逃避するライターも出てくるだろうから、原稿が上がらない限り、例えば6時間毎に、
@tsuda 津田君、どこ行ってもうたんや…
とリマインダを流し続け、原稿の遅れを公開の場に宣伝し続ける(元ネタ)。
この原稿催促 Bot を止めるには原稿をあげればよいのだが、とうとう最終的な期限をもブッチし、原稿を落とすという最悪の事態に至ったときは、
@tsuda 腐れ外道
と超特大のフォント(これは現在の Twitter ではできないが)でデッドエンドを宣告するのだ(参考:原稿を催促する人、締め切りを破る人)。
何ならこの原稿催促 Bot を複数社で利用することで、「おいおい、○○さん、3本も原稿締切破ってるよ。ツワモノだなー」とか、「あちゃー、××さん、今年に入って2回目の腐れ外道出たよ。次やったらライター人生終わりとちゃうか」などと遅筆の情報共有が編集者はおろか読者の間でも進み………………と調子に乗って書いてきたが、こんなシステム誰も幸せにしないよ! 締切を破ったことが一度もないワタシですら想像するだけで心臓に悪い。まぁ、以上はくだらないネタということでお忘れいただきたい。
なお、念のために書いておくと、以上のネタを思いついた契機が津田大介さんだったために氏を例にさせてもらったが、津田さん自身は原稿が遅れたことはあっても落としたことはないと書かれていたと記憶する。その点については津田さんの名誉のために強調しておきます。
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