今年一年のネットde騒動をぐっと押さえ込むにあたって、Buzzfeedとねとらぼが非常に効果的に働いているように見え、2016年にしてついに「メディアが大衆のスピードに追いついた」なと感じられる。
— カタカナノナマエ(しの) (@raf00) September 30, 2016
今年も4分の3が終わったが、2016年のネット界隈を振り返ると、確かに BuzzFeed は有能だった。Business Journal などネットメディアの特性への甘えが露呈したところがある一方で、BuzzFeed は何かネットde騒動があれば、関係者の証言などの裏取りをちゃんと行い、情報の整理に正しく貢献したことが何度もあった。ねとらぼもそうだが、BuzzFeed のほうがネットに留まらない拡がりのある仕事が多い印象がある。
正直、気に食わない。
だってさ、バズフィードだぜ? 「毎度10通りにムカつく、バズフィードです」でおなじみのいけすかないニュースメディアじゃなかったか? ネット情報に乗っかり、猫動画に乗っかり、「あなたが今すぐ○○○すべき××個の理由」みたいな紋切り型な記事に乗っかり、アクセスをかすめとる、日本にも腐るほどある「バイラルメディア」の親玉じゃなかったか?
少なくとも日本では、そうしたいけすかないイメージは、バズフィードにはあまりあたらないだろう。
ワタシのバズフィード観がはなから完全に間違っていたのか、それともワタシが知らないうちにバズフィードは有能なニュースメディアに生まれ変わったのか、あるいは BuzzFeed Japan だけが特例的に優れた仕事をしているのか、果たしてどれだろう。
最近も BuzzFeed Japan には小関悠さんやインターネットもぐもぐの人など優れた人材が加わっている。
ますます気に食わない。