今更だが、テリー・ジョーンズが痴呆症により「もうインタビューには応じることができない」状態であるというのは、最近特に気持ちがふさいだニュースだった。
エリック・アイドルによると、テリーJの病気については数年前から知っていたそうだが、2014年に実現したまさかのモンティ・パイソン再結成公演、そして遺作となるであろう監督作におけるパイソンズ全員再結集の意味が見えてくるところがある。
再結成公演を前にした記者会見で、金以外の再結成の理由を聞かれ、ジョン・クリーズは「(早くしないと)お迎えがくるからだよ!」と答えたが、それはある意味本当のことだったのだ。
モンティ・パイソンは結成40周年記念番組で打ち止めだと思っていたが、まさかの再結成公演が実現したおかげで、2019年には50周年記念番組が作られるかもしれない。しかし、それにテリー・ジョーンズのインタビューは収録されないだろう。残念なことである。
また彼の監督作『ミラクル・ニール』はあまり良い評判がなく、結局忙しさのため映画館では観そびれたのだが、今になってみると、それで主演を務めたサイモン・ペッグの監督の演出に対する違和感を感じさせるコメントの意味も分かってくる。これはいずれ時間を作って観なければならない。
パイソン再結成公演前に書いた「英語が分からなくても(たぶん)楽しめるモンティ・パイソン入門」で動画をはったスケッチにもテリジョンは主におばさん役で出ているが、本当に彼はおばさん役がうまかったな。それ以外でも、最後にはってる「クレオソート氏」はすごいぞ!
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