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『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その7

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、まったく想定外の方からの反応をいただいた。

「道化師の蝶」で芥川賞、『屍者の帝国』で星雲賞(日本長編部門)、「文字渦」で川端康成賞など数々の文学賞を受賞され、昨年もハラハラさせる共著『読書で離婚を考えた。』が話題となった、SF と純文学を横断する前衛的な作風で知られる小説家の円城塔さんである。

完全に予想外でかなり驚いた。当然ながら、円城さんとは直接の面識はない。ワタシとの接点というと、谷崎由依さんと藤野可織さんが目の前で円城さんに電話をかけるのを見たことがあったくらい……さらに記憶を辿ると、5年以上前だったか、いつぞやの yomoyomo 飲み会にニジムさんが円城さんをお誘いしたことがあったこともあったような。ともかく、円城さんがワタシのことを認識しているとすら思ってなかった。

こないだも書いたが、これが紙の書籍だったら、帯にでかいフォントで「読んでおいた方がよい。」という推薦文をお名前とともにデカデカと載せる一手なのだが(笑)。

そもそも読書メーターにページができていること自体知らなかった。しかし、思えば前作のときもページできてたんだったな。円城塔効果で「読みたい本に登録した読書家」に登録された方が23名も。本当にありがたいことである。

読書メーターのほうに円城さんは「くらやみの速さはどれくらい。」とコメントされていて、これは『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』が、21世紀版『アルジャーノンに花束を』とまで言われたエリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』に匹敵する傑作だと言われていると理解しました!(絶対違います)

しかし、さすが円城塔さん、冷静な一言を付け加えておられる。

ううっ……でも、その通りでしょうな(笑)。それでも円城塔さんのコメントで興味をもった方が一人でも購入くだされば……。

道化師の蝶 (講談社文庫)

道化師の蝶 (講談社文庫)

読書で離婚を考えた。

読書で離婚を考えた。

くらやみの速さはどれくらい (海外SFノヴェルズ)

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