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「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)」で紹介した本のうち三冊の邦訳が出る

今年のゴールデンウイークに公開した「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)」だが、週末調べものをしていて、ここで紹介した本三冊の邦訳情報を知ったので、まとめて取り上げておく。

まずは、未翻訳ブックレビューで知った李開復(カイフー・リー)の本。

AI世界秩序 米中が支配する「雇用なき未来」

AI世界秩序 米中が支配する「雇用なき未来」

  • 作者:李開復
  • 発売日: 2020/04/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ちょうど出たばかりですな。正直これは絶対邦訳が出るだろうと予想していたので意外性はない。中国×AI という読者の興味を惹くトピックを二つも備えているので売れるでしょうな。

続いて同じく AI がテーマのメレディス・ブルサード『AIには何ができないか データジャーナリストが現場で考える』が先月出ていた。

李開復の本とは逆に、著者の日本での知名度が低いし、難しいかなと思っていたのだが、やはり AI がテーマだと面白い本は出るんでしょうな。『Artificial Unintelligence』という原題の面白さは邦題には受け継がれていないのは残念だが、これは仕方ないか。

最後にこれは驚いたのだが、スコット・ギャロウェイの新刊の邦訳が10月に出る。

こちらについては、「自己啓発本の路線らしいのが難しい」と書いちゃったけど、原書が出たのが今年の春であることを考えるとかなりのスピードで邦訳が出ることになる。

副題に「GAFA時代の人生戦略」と入れていることからも分かるように、それだけギャロウェイの『The Four GAFA 四騎士が創り変えた世界』(asin:4492503021)が日本でヒットしたので、彼の新刊なら当たるという目算があってのことだろう。新刊の内容はあんまり GAFA 関係ないと思うんだけど……。

そうそう、このブログの存在意義である宣伝を例によって入れておきます。どうかよろしくお願いします。

そうそう、ブレイディみかこさんから(ワタシだけが)あっと驚く話を聞いたので、次回の更新があれば、そのとき触れさせてもらおう!

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