シド・バレット の検索結果:
…レコーディング時に、シド・バレットがふらりとスタジオにあらわれ、その変わり果てた姿にメンバーがひどくショックを受けた逸話をワタシは連想したものである。川崎大助の「もうこの人は絶対長くない。数年以内に死ぬんじゃないか」という述懐が決して誇張ではないのがお分かりになると思う。しかし、実際はそうならなかった。紆余曲折あったが、シェインはポーグスに復帰したし、近年ではジュリアン・テンプルによる『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』という伝記映画も作られた。往時を知る者としては、よくぞ…
…これは驚いたねぇ。『シド・バレット全詩集』が来月発売になる。シド・バレット全詩集 サイケデリアの天才が生み出した世界――ピンク・フロイドからソロ作まで作者:シド・バレットDU BOOKSAmazon一年以上前になるが、「シド・バレットの描いた絵をはじめて見た……」というエントリを書いたとき、本書の原書に言及し、以下のように書いてしまった。 そういえば、昨年には彼の全詩集が出ている。これの邦訳はさすがに期待できないかな。 シド・バレットの描いた絵をはじめて見た…… - YAMD…
…イジーダイヤモンド」シド・バレットが絵を描いていた話は何かで読んだ覚えはあるが、彼のその分野の作品を見たことはなかった。なので、1960年代初頭から、その最晩年(!)にいたるまでの彼の作品を一望する動画には驚いた。多彩な絵を描いていたんだな! しかし、1971年の絵の後、21世紀初頭まで制作年がほぼ10年置きくらいになってしまうのは悲しい。21世紀、つまり彼の晩年になると点数が増えるのだが、これはどういう精神面の変化だったんだろうな。改めて Wikipedia 日本語版のシド…
…として、先日死去したシド・バレットのソロ作二作。正直に言えば普通のロックファン、ましてやフロイドに詳しくない人に、ワタシはシドのソロ作をオススメはしない。彼のオリジナルアルバムは二枚遺されたが、二作とも既に精神を病んでからの作品であり、何も知らないリスナーが聴いて存分に楽しめる音とは思えないからだ。彼は世界最大のロックバンドだったピンク・フロイドのギタリスト&ボーカリストにして初期のリーダーだった。デヴィッド・ボウイなどシド時代こそが自分にとってのフロイドだと発言したことがあ…