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タマがタテに2つ連なってしまったことはありますか?

日曜に届いた『忌野清志郎 1951-2009』(asin:4860520815)を読んでいたら WIRED VISION 原稿を書く時間がなくなってしまった……。思えばこれが rockin' on の本を5年ぶりに買ったことになるのかな。

こないだ「オナニーをして精液に血が混じっていたことはありますか?」を書いたとき、似たテイストの文章を読んだ覚えがあったなと調べてみたら、rockin' on の二代目編集長の増井修の文章だった。

それでは、15年間読者だった、かの深町秋生先生も「でも就職したいとかマジで思った。(はずかしい)」と述懐するロキノンの思い出の文章を紹介する「ロック問はず語り」、今回は rockin' on 1994年4月号の「増井修の『今月のロッキン・ホット・ファイル』」から引用させてもらう。

ところで、チンポが腫れてしまったことはないだろうか。私はある。正確に言えばタマの下の副睾丸というところだ。原因はわからぬが、ちょうどタマがタテに2つ連なったような形態になり、同時にかなりの発熱があった。あわてて医者に行くと、もう一歩で片側の精子製造機能が停止するところだったとおどされ、とにかく冷やすようにと命じられた。しかもそれにはコンニャクがいいという。当時の私のガールフレンドは、私がそれを使ってタマ以外の部分をも冷やそうとするのではないかと疑ったが、私にとってはそれどころではなく、会社から帰るとすぐにコンニャクとタオルをタマにあてて冷却をはかるのに必死だった。幸いにして発熱は二日で収まり、機能にも何ら異常はないだろうとの診察を医者にもらったが、気になるのはその後しこりとなって残った副睾丸の腫れが十年後くらいになってガン化する恐れがあるという忠告だった。そして今年がまさにその十年目にあたるのである。これは一体どうやって検査したらいいのだろうか。医者に行って「タマがガンになってないでしょうか?」ときくのも何となく見当違いのようで恥ずかしい。少しばかり悩んでいる今日この頃だ。

これはさすがにないわー(笑)。長々と引用してしまったが、こういう一気に語りまくる文章を読むと、ワタシの文章も増井修市川哲史の影響があるんだろうなと思ってしまう。

この「増井修の『今月のロッキン・ホット・ファイル』」は、元々彼が当時やってたラジオ番組の告知を行なう欄なのだが、基本的に全然関係ないどうでもいい話を延々と書いていて、ワタシも当時はそういうのをなめるように読んで楽しんでいたものだ。

増井修も rockin' on 退社を巡って裁判沙汰になった覚えがあるが、現在は TONE の編集長なのかな。

マンガに恩返し―GREAT CONTEMPORARY COMICS

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Google Wave = LUNARR + Lingr + qwik?

よくわかんないけど、Google WaveはLUNARRとLingrとqwikの統合みたいなもんらしいという印象である。すごいな、日本。

http://twitter.com/yugui/status/2064206303

そう言ってしまってよいかはともかく、ワタシ自身は qwik を便利に使わせてもらっているので江渡さんの本が楽しみだし、Lingr の無念にも想いをはせてしまう。あと以下のエントリも参考まで。

『ブレードランナー』インスパイアのウェブドラマがクリエイティブ・コモンズライセンスで公開予定

Creative Commons のブログで知ったが、これはすごいニュースだ。

今なお多くのファンをもつ映画『ブレードランナー』の監督であるリドリー・スコットが、弟のトニー・スコットらと手がけるウェブドラマシリーズ "Purefold" が、何とクリエイティブ・コモンズの表示-継承ライセンスというもっともコピーレフト度の高いライセンスで公開されるとのこと。

その "Purefold" だが、『ブレードランナー』の単純な続編とかではないようで(原作など権利関係もあるしね)、作品の舞台となる世界観を共有しているようだ。いわゆる「インスパイア」ということか。

最初ウェブで公開され、いずれテレビでの放映を考えているようだが、それに最もコピーレフト度の高い CC ライセンスとは驚いた。

ブレードランナー ファイナル・カット スペシャル・エディション (2枚組) [DVD]

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「究極のマンチェスター・ソング」投票でジョイ・ディヴィジョンのあの曲が1位に

音楽的にマンチェスターがもっとも注目されたのはいわゆるwikipedia:マッドチェスタームーブメントなのだろうが、パンク以降バズコックス、ジョイ・ディヴィジョンニュー・オーダー、スミス……と優れたバンドを輩出してきたわけである。

NME が行なったマンチェスターアンセム人気投票のトップ20は上のリストを見ていただくとして、"Love Will Tear Us Apart" は確かに名曲だが、今でもこれが1位になるか。

スミス、ストーン・ローゼズ、オアシスが強いが、さすがにこういうリストにシンプリー・レッドは入らないわけだ(笑)

個人的にはスミスの "Hand in Glove"、ニュー・オーダーの "Perfect Kiss" か "True Faith" が入ってないのが不満。でもまぁ、こういう投票結果に文句付けるのは野暮ですか。

NME.COM ではこの結果を受けてジョニー・マー(!)が語るポッドキャストを公開している

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]

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JOY DIVISION (デラックス・エディション) [DVD]

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『闘うプログラマー』が復刊するぞ!

Windows NT 開発を巡るノンフィクションの傑作であるG・パスカル・ザカリーの『闘うプログラマー』が来月復刊するという話を小耳に挟んだ。

この本については何度も復刊しろやゴルァ! と書いてきたので何より嬉しい。

とりあえずは『プログラマーのジレンマ』を読んで待つことにする。

プログラマーのジレンマ 夢と現実の狭間

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