『デジタル音楽の行方』だが、日経NETWORK2006年2月号の「読書の時間」で取り上げてられていた。
今回はまず、Neoki'sキングダムライフの「「デジタル音楽の行方」に対する回答」から引用する。
さて、話は進み著者がこの書籍で訴えたかったこと。それは、今後レコード会社は「エンタテインメント会社」に脱皮しないと恐竜のように絶滅する、ということ。そして、原盤ビジネスの将来性を「ウォーター・ビジネス」に例えている。
そしてその後本書について同意する点と意見を異にする点を書かれているが、確かに車の中での音楽環境についてはいろいろアイデアが出そうである。
続いては以前にも紹介したが、id:ktdisk さんの文章。
- Casual Thoughts about Any Phrase - "Mashup"と創造性の喚起
- Casual Thoughts about Any Phrase - デジタル経済における著作権の考え方
- Casual Thoughts about Any Phrase - 変化を志向する人を勇気づける本
このようにしっかり読み込んでいただいた上に、本のヴィジョンをさらに押し広げる文章を書いてもらえるとは訳者冥利に尽きる。本当にありがたいことである。