当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

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榎本幹朗『音楽が未来を連れてくる』を読んで、ジム・グリフィンと『デジタル音楽の行方』の蹉跌に思いを馳せる

yamdas.hatenablog.com遅ればせながら、榎本幹朗『音楽が未来を連れてくる 時代を創った音楽ビジネス百年の革新者たち』を読了した。ワタシが読んだのは紙版だが、全体で600ページ超のずっしりくる、読み応えのある本だった。それだけの分量なので索引が割愛…

WirelessWire Newsブログ第33回公開(『デジタル音楽の行方』から10年経って)

WirelessWire Newsブログに「『デジタル音楽の行方』から10年経って」を公開。元々は先週はじめの公開を目指して書き始めた文章なのだが、えらく時間がかかり、結果としてこの連載中もっとも長い文章になってしまった。今回の文章には、安田理央さんの文章や…

デヴィッド・ボウイが10年前に予言していた音楽の未来

David Bowie's 2002 Predictions About Music are Pretty Close 先週は65歳の誕生日を迎えたデヴィッド・ボウイについていろいろ記事が出ていたが、その中で個人的に感慨深かったのは The Next Web の記事で、それはボウイが今から10年前に受けた New York T…

望むと望まざるにかかわらず、『デジタル音楽の行方』の方向に進んでいるのだ

【コラム】シリコンバレー101 (372) CD時代の終焉──メジャーの一角EMIが音楽レーベル事業に見切り | ネット | マイコミジャーナル メジャーレーベルの一つである EMI が、単なる音楽レーベルから包括的な権利管理企業に生まれ変わる方向に舵を切ったことにつ…

『デジタル音楽の行方』が坂本龍一の手に!

J-Wave の RADIO SAKAMOTO に津田大介氏がゲスト出演した収録が Twitter と Ustrem で生中継された。そのときの動画は Ustream 上で見れるので、インターネットと音楽を中心とした著作権やメディアの変化、そして Twitter などのインターネットメディアにつ…

『デジタル音楽の行方』が東京芸術大学の入試問題に使われ、赤本にも収録される!

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先週教学社の編集者の方からメールがあり驚愕の事実が判明した。『デジタル音楽の行方』の文章が東京芸術大学音楽学部の国語の入試問題(2009年)に使われ、教学社の「大学入試シリーズ」(通称“赤本”)にも収録したいので掲載許諾の申請書にサインいただき…

WIRED VISIONブログ第28回公開

WIRED VISION ブログに「iPod+iTunesモデルの次に来るもの」を公開。前回からの続きで、書いているときは良いタイミングでぴったりな分量書けたなと思ったが、読み直してみると少しぬるい感じもする。そういえば『デジタル音楽の行方』の共著者が新刊を CC …

WIRED VISIONブログ第27回公開

WIRED VISION ブログに「音楽税はそれほどバカげたアイデアだろうか?」を公開。ワタシが性格がねじまがっているので、ネット的には受けの悪いアイデアにのってみた。いろいろと叩いていただきたい。デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomo…

『デジタル音楽の行方』への反応 その50(最終回!)

デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (111件) を見る遂に『デジタル音楽の行方』への反応も2年以上かかって50回…

『デジタル音楽の行方』への反応 その49(レコード産業の凋落と音楽産業の隆盛、清々しい佐野元春)

デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (111件) を見る長々と続けてきた『デジタル音楽の行方』への反応だが、あと…

『デジタル音楽の行方』への反応 その48(新iPodとiTunes Wi-Fi Music Storeとスターバックス)

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『デジタル音楽の行方』への反応だが、今回はのらDJさんの「デジタル音楽の行方を読んだが退屈だった、なぜなら……」より。 主張は一貫している「水のような音楽は今までのビジネス形態を変えざるをえないだろう」というシンプルかつ割とネットのとんがった人…

今一度デジタル音楽の行方(ソニーのConnectミュージックストア閉鎖、YouTubeの音楽著作権団体とライセンス契約)

ソニーの Connect ミュージックストア閉鎖のニュースを読んで思い出したのは、こないだも紹介した Gerd Leonhard’s Open Letter to the Independent Music Industry の中にあった、『ウィキノミクス』の著者ドン・タプスコットの2006年の言葉。 敗者はデジタ…

インターネットは消費者の音楽購入をどう変えているのか?

インターネットは消費者の音楽購入をどう変えているのか? | Web担当者Forum 誰も気付いていないのが悲しいのだが、この文章で取り上げられている Gerd Leonhard は『デジタル音楽の行方』の原著者なんだよね。こうやってみるとこの本の主張は古くなってない…

『デジタル音楽の行方』への反応 その47

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『デジタル音楽の行方』への反応だが、せっかくなんでもうここまで来たら「その50」までいきたいところ。今回はハギプラン(愛称:ハプラン)より引用。 ちょっと古い本だけど、本質的なところはそんなに古びてなくて、きっとそれこそが問題なんだろうなと思う…

『デジタル音楽の行方』への反応 その46

Casual Thoughts - 『the cult of amateur』と『デジタル音楽の行方』の衝突は不発 これは正確には『デジタル音楽の行方』への反応ではなく『The Cult of the Amateur』への反応なのだが、久しぶりに FoM タグを使ってみたかったので。結局『デジタル音楽の…

EMIのDRMとの決別は「水のような音楽」への大きな一歩か

TechCrunch Japanese アーカイブ - EMIとApple、DRMなしの音楽を1曲あたり$1.29で販売へ ジョブズとEMI、ビットレート2倍&DRMフリーダウンロードサービスを発表 - Engadget Japanese もう散々話題になった EMI と Apple の DRM に関する合意のニュースだが…

氷室京介がポッドキャストで『デジタル音楽の行方』に言及!

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デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (111件) を見るid:daemons さんより氷室京介に『デジタル音楽の行方』が言…

スティーブ・ジョブズの「DRM不要論」と『デジタル音楽の行方』

先週はスティーブ・ジョブズの Thoughts on Music(日本語仮訳)が大変話題になった。DRM の無駄さを痛烈に訴えるこの文章をもって「ジョブズは音楽ファンのことを第一に考えている!」と単純に盛り上がるのは DVD ヨンの反論などを引き合いに出すまでもなく…

ロージナ茶会の茶会ブックリストに『デジタル音楽の行方』が入っていた

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半可思惟経由で知ったのだが、危険思想結社(ウソ)ロージナ茶会の茶会ブックリストに『デジタル音楽の行方』が入っていた。光栄である。デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メ…

『デジタル音楽の行方』への反応 その45(たぶん最終回)

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『デジタル音楽の行方』への反応 その44、そして刊行から一年経ち…

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デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (111件) を見る気がつくと『デジタル音楽の行方』刊行から一年が経っていた…

Peter Jennerは「音楽税」とは言っていないし、その主張は別にバカげてはいないのではないか

TechCrunch Japanese アーカイブ - DRMのかわりに音楽税とはあまりにバカげている The Register における Peter Jenner のインタビューを知ったのは digg だったか Slashdot だったか、これは取り上げようと思いながら時期を逸してしまっていた。……と思った…

『デジタル音楽の行方』への反応 その43

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デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (111件) を見る久方ぶりに『デジタル音楽の行方』への反応である。刊行から…

「明らかな誤用」認定されている"ubiquitous society"という表現は『デジタル音楽の行方』に登場する

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「ユビキタス社会」という言葉は誤用と中島聡さんは断言する。その通りなのだろう。現時点では。そういえば以前にも、ユビキタス(ubiquitous)という単語を重用するのは日本人だけ、みたいな内容の日本人の文章を読んだことがあったっけ。『デジタル音楽の…

『デジタル音楽の行方』への反応 その42

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デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (111件) を見る『デジタル音楽の行方』への反応だが、「Rails で行こう! -…

『デジタル音楽の行方』で読み解く!(タワーレコード倒産、PandoraはWeb 1.0的か)

前にもやったような気がするが気にするな! ちなみに今日の画像も Wikimedia Commons より。先週はタワーレコードの倒産がニュースになったが、特に新聞報道など、それの原因が iPod や音楽配信サービスにあるといった論調が多く、政治的意図を疑ったほどだ…

アル・ヤンコビック様のファイル共有賛歌「この曲をダウンロードするな」

Boing Boing や Slashdot 本家でも取り上げられているが、"Weird Al" Yankovic 様がファイル共有賛歌 "Don't Download This Song" を公開している。それにしてもこの人は根強い人気があるな。ワタシも好きだ。まぁ、曲自体はどうってことないのだが(おいお…

『デジタル音楽の行方』への反応 その41

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デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (111件) を見る『デジタル音楽の行方』への反応だが、「知らぬい」に本書へ…

『デジタル音楽の行方』への反応 その40

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40回目に達した『デジタル音楽の行方』への反応紹介だが、今回はほぅニュースより。 月並みなまとめ方にはなりますが、インターネット等の技術を介して、音楽の流通や利用形態が、有形から無形、固定から移動(携帯)、間接から直接へとシフトしており、それ…

『デジタル音楽の行方』への反応 その39

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デジタル音楽の行方作者: David Kusek,Gerd Leonhard,yomoyomo,津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2005/12/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (111件) を見るarton さんの日記における白田秀彰さんの新刊『インターネッ…

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