ありがたい翻訳をトラックバックで教えていただいたのでご紹介。ティム・オライリーの Levels of the Game: The Hierarchy of Web 2.0 Applications の Takashi Mizohata さんによる翻訳である。一点指摘しておくと、元のエントリは Share-like な Creative Commons ライセンス指定されているので、翻訳にも同一ライセンスが適用されるのを明記したほうがよいでしょう。
なるほど、Web 2.0 アプリは以下の四段階に分けられるわけで、Pandora が Web2.0 的でないというのはティム・オライリーも書いていたのか。
- 基本的にオンライン根付いているけれど、ローカルキャッシュにすべてのデータがありさえすれば、全くオフラインと変わらない使い心地になる
- オフラインに存在することができ、かつ実際に存在するが、オンラインにすることで何かしらの追加機能がうまれる
- オフラインでも存在できるけれど、オンラインにあることで独特の強みをもつ
- ネット上 *のみ* に存在できるアプリで、その本質的要素は、ネットワークから引き出されて人々やアプリをつなぐことができる
なお、ティム・オライリーは Web 2.0 Trademark Redux というエントリにおいて、Web 2.0 Expo というイベントの開催告知とともに、オライリーのイベントと混同するくらい名前が似たものでなければ Web 2.0 の商標を盾にしないことを明言している。