マイケル・ペイリンというと日本では知名度の低いのだろうか。モンティ・パイソン以外で知られている仕事となると、『未来世紀ブラジル』(asin:B000657R7I)や『ワンダとダイヤと優しい奴ら』(asin:B0006TPF0A)といったやはりパイソンズ絡みになるし。
しかし、彼は現在本国ではテレビの旅行番組、並びにそれをまとめた著作で知られており。それについては Palin's Travels という公式サイトに詳しい。彼が番組で訪れた場所には突然観光客が増えるという "Palin effect" が起きるくらいだ……というのは Wikipedia のページからの受け売りだが。
その彼が長年つけてきた日記が本としてまとめられるようで、何と言っても一番興味深い「空飛ぶモンティ・パイソン」時代についての巻が刊行されたのを a Johnsen's Journal で知る。
おおっとなったのは、白夜書房の eno さんのコメントで、早速某社が邦訳の版権をおさえたとのこと。『モンティ・パイソン正伝』(asin:486191082X)、『モンティ・パイソン研究入門』(asin:4861911532)ともまだ読破していないので何だが(だって『正伝』死ぬほど厚いんだもん)、今から楽しみでならない。

The Python Years: Diaries 1969-1979 Volume One
- 作者: Michael Palin
- 出版社/メーカー: Weidenfeld & Nicolson
- 発売日: 2006/10/03
- メディア: ハードカバー
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