Slashdot や Lessig Blog(CNET Japan の翻訳はいつまで止まったままなんだ? ちゃんと継続するつもりあんのか?)でも取り上げられているが、テキサスの家族が Creative Commons に対して訴訟を起こしている。
これは WIRED VISION ブログ第2回「クリエイティブ・コモンズと営利経済」でも触れた、ヴァージン・モバイルが CC 表示ライセンスの元で Flickr に公開されている画像を広告に利用したら、その元写真に写っている少女が抗議した件である。
実は元画像の撮影者もライセンスについて正しい警告を行わなかったとして Creative Commons を訴えている。しかし、テキサスの家族がヴァージン・モバイルだけでなく Creative Commons を訴えるのはどうなんだろう。
レッシグ教授は、プライバシーが CC ライセンスが規定する範囲の外にあることに触れながらも、本件に関する突っ込んだコメントは避けている。肖像権の問題が残る写真、映像関係では、nc 指定を担保にする流れが広まるのだろうか。
……と思ったら、Geekなページにまとめなエントリが公開されてるね。
あと CC 関係では『CONTENT'S FUTURE』からの延長で CC ライセンスに追加条件を付けることについての議論もあったが、あまりちゃんと議論を追えていないので、Baldanders.info の「Digital Rights Description としての CC ライセンス」を紹介だけしてお茶を濁させてもらう。