2001年にローレンス・レッシグによって立ち上げられた Creative Commons が今年20周年を迎えている。
やはり今年 Wikipedia も20周年を迎えているが、クリエイティブ・コモンズの場合、ウィキペディアほど人口に膾炙していない。それでもよくここまで活動が続いてきたものだと敬意を払わずにはいられない。
20 Years: Better Sharing, Brighter Future という特設ページができているが、やはりそこで真っ先に訴えられているのは寄付のお願いである。
思えば、Creative Commons には2015年以来寄付をしていない(折角の機会なので、自分のメールを検索したら、Mozilla Foundation には2018年、Internet Archive には2019年、Wikimedia Foundation には2020年に寄付している)。
そういうわけで、今回も大した額ではないが、キャンペーンページから久方ぶりに寄付をさせてもらった。CC は寄付をするとTシャツがもらえるのが楽しみだったが、もうそういうのはなくなったのかな。
思えばこのブログ自体 Creative Commons ライセンスの表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 — CC BY-NC-SA 4.0を指定しているし、昔「クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのブログ翻訳のススメ」なんて文章を書いたものだ(遠い目)。
「情報共有の未来」と題した連載を ワイアードビジョン、ワイヤレスワイヤーニュースと媒体をまたいでやっていた人間にとって、Creative Commons が掲げる「シェア」の理念は重要なものに違いないわけで。