先週、おそらく梅田さんの意図しない形で反響を呼んだエントリであるが、その反応を読んで、みんなマジメだなー、と思ってしまった。
当方は doublecrown さんの「窪田義行氏が学級委員長すぎる件」に尽きると思うんだけどね。
ここにも書いた通り、窪田義行のコメントを見たときには頭に血がのぼり、「日本将棋連盟なんてさっさと潰れて、大半の棋士は路頭に迷えばいかがですか」と罵倒コメントを書きそうになり、人様のブログでそれやっちゃいかんと思い止まったものだ。
個人的には窪田義行の慇懃無礼さが癪に障った。過去将棋を愛し棋士と親交をもったものの、将棋連盟や棋士に嫌気がさして離れていった文化人が何人もいるが、その理由の一端を見た思いである。
今回の件を受けて窪田義行は、「新たな時を開くかニコニコ動画」という文章を書いているが、何が言いたいのか分からない。というより何より、文章が大方他からの引用で、著作権法的にどうなんだというシロモノなのはギャグか釣りですか?
さて、NHK 杯の羽生善治二冠対中川大輔七段の対局はリアルタイムに見ていた。はっきり羽生の敗勢となり、何ズルズル粘ってんのかなー、と冷ややかに見ていたら、「勝ち将棋鬼の如し」的頓死にひっくり返り、解説の加藤一二三九段の「あれ? あれ? あれ? あれ? あれ? 頓死ですね! ひゃー!」に爆笑した。たまたま将棋にチャンネルを合わせていた幸運を思った。
はてなユーザの将棋大会「梅田望夫杯」を夢想する当方としては、窪田義行の実効性の薄い忠言に関係なく、今回の件で将棋に面白さを感じる人が増えることを願うばかりである。
しかしねぇ、元のエントリで梅田さんが書きたかったのって、絶対以下の部分だと思うんだよね。みんなもっとそこに突っ込めよ。
将棋で「金」の下に「玉」が来たり、「金」と「玉」が左右に並んだりするのってすごく普通のことで、そんなことに大騒ぎする人がいるなんて知らなかったよ、本当に。
ニコニコ動画で「羽生対中川」戦を見た - My Life Between Silicon Valley and Japan
これはワタシにとっても発見だった(笑)。