TechCrunch の「Google社員が辞める理由」が話題になったが、はてなブックマークの反応を見ても、誰もアーロン・シュワルツの文章に言及してなくてがっかりした。
そう、「The Goog Life:グーグルが従業員を子供扱いすることでつなぎとめている件」である。
「ソーセージが実際に作られるところを見るのはいつだって恐ろしいものだ」とあるプロダクトマネージャは説く。そしてそれこそが、Google の秘密主義が防がなければならないものなのだ。その壁の内側にいる少数の精鋭たちが真実――そこに「そこ」はない――を知り、この重責に縛り付けられている一方で、世界中の残りの人たちは、Google をその内部世界にあらゆる神秘を備えた計り知れない組織だと見ている。
The Goog Life: how Google keeps employees by treating them like kids 日本語訳
それにしても「Googleは一種のパラダイスのはずだから、そこで幸せになれければ一体どこでなれるのだろう。そこは技術資源の究極の源泉であるはずだから、そこで成果を上げられなければ一体どこで上げられるのだろう」という元 Google 社員の感想は、ワタシ自身これと立場はかなり違うが、似たベクトルのことを思った経験があるのでちょっとぞっとした。
Google を殺す陰謀が進行しているそうだが(笑)、企業としてみた場合 Google はまだ安泰に違いないだろうけど。