Slashdot 本家でもストーリーになっているが、Robert X. Cringely が Google の最期を予想している。
彼によると Google は他の企業ではなく、今 Google の中にいる起業家精神のある人たちによる企業に打ち負かされることになるとのこと。
This is key: Google is sowing the seeds of its own eventual destruction. It can't help doing so.
しかし、Google は手に入れた才能を逃さないように従業員をつなぎとめているわけで、ポール・グレアムも「学生のためのベンチャー指南」で以下のように言っている(ポール・グレアム論法)。
良い職場ということで言えば、Googleの名も上がるだろう。でも私はGoogleについてちょっと気になることがある。あそこからは、ひとつもベンチャーが産まれていない。その意味ではまるでブラックホールだ。みんなGoogleがあまりに気に入って、ずっとそこで働きたいみたいなんだ。だからあなたがいつか自分のベンチャーを立ち上げようと思うなら、これまでの客観的な証拠からすると Googleには行かない方がいいってことになる。
クリンジリーの読みとしては、Google の社員もいつまでも夢の職場にいれるわけはなく、自分のアイデアを却下されたとき、より自由が欲しくなれば変わるということだが、個人的には疑問である。