Twitter の鍵つきユーザがリンクしていて知った記事だが、これは貴重である。
Wiki の父ウォード・カニンガムへのインタビュー記事なのだが(インタビュー動画も見れる)、冒頭の「ウェブで最も濫用される――しかも最も理解されていない――言葉」という見出しは Wiki を指しており、Wiki とは結局何なんだという疑問をウォード・カニンガムにぶつけるもので、「Wikiについて語るときに我々の語ること」を書いたワタシにとってとても興味深い文章だった。
Wiki が「quick」を意味するハワイ語からとられたこと、究極的に Wiki は有用でなければならず、ユーザの貢献は重要であるが必須ではないと考えていること、彼が真の Wiki と考える Wikipedia、そして一番気になるのは Wikileaks の評価である。
Wikileaks は Wiki 的(wiki-ish)な何かがあることは認めつつも、Wiki としては足らないものがある、というのがカニンガムの評価である。Wikileaks に足らないものは何か? それは信頼性(trust)であり、さらに書けば透明性(transparency)と正確性(accuracy)とのことである。