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創業理念と現実の乖離から巨大テック企業を批判するラナ・フォルーハー『邪悪に堕ちたGAFA』が今月出る

邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)を公開して当然ながら一年以上経ち、そこで紹介したものの邦訳もぼちぼち出ているのだが(エントリの最後にそれを紹介するエントリを並べています)、個人的には真っ先に邦訳が出るに違いないと踏んでいたセラノス本と監視資本主義本が未だ出ていないというのは不思議である。なんで?

その一方で、正直邦訳は難しいかなと思っていたラナ・フォルーハー(Rana Foroohar)の Don't Be Evil の邦訳が『邪悪に堕ちたGAFA ビッグテックは素晴らしい理念と私たちを裏切った』として7月に刊行される。

彼女が Financial Times に書いたコラムの一部は日本経済新聞のサイトで読めるが、この邦訳もやはり日経BPから出る。

副題は原題とほぼ同じで、本書の性質を正しく伝えている。プラットフォーマー和製英語)と呼ばれる、GAFA(これまた日本で特に多い括り方だけど)に代表される巨大テック企業を批判する本はここでもいくつも紹介してきたが、本書はその創業理念と現実の乖離に特に焦点をあてている。

こないだもティム・ブレイがGoogle の解体について書いていたが日本語訳)、Facebook を含め巨大テック企業への逆風はまだ吹き止まない、といった感じである。

しかしなぁ、本書に推薦の言葉を寄せているショシャナ・ズボフの『監視資本主義の時代』はいつ出るんでしょうなぁ。

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