そうか、OK Go って10年近くアルバム出してなかったんだな。
しかし、ダミアン・クーラッシュがアル・ゴアの娘と結婚してるのは知らなかった。調べてみたら、映画『The Beanie Bubble』をダミアン・クーラッシュとその妻のクリスティン・ゴアで共同監督しているのな(彼女は脚本も手がけている)。
『ハングオーバー』シリーズでおなじみ、ザック・ガリフィアナキスが主演か。Apple TV+ で配信ということで、観れなさそうなのは残念なり。
この映画の元となった「ビーニー・ベイビーズ」のバブル的人気については、以下の記述が参考になる。
米国では90年代の終わり頃、「ビーニー・ベイビーズ」というぬいぐるみがバブルになったことがある。手のひらサイズのこのぬいぐるみは、今でもドラッグストアなどで5ドルくらいで売られている。柔らかくて、目がウルウルして大きいのが特徴だ。
ビーニーバブルのノンフィクション本、“The Great Beanie Baby Bubble“ (Zac Bissonnette) によれば、最盛期には、ビーニーはイーベイ全出品数の1割を占め、くまの「ナンバー1 ベア」や、ロイヤルブルー生地のぞうの「ピーナッツ」などのレア物に、オークションで5000ドルの値札がついたという。
「3億円」で出品される超レア物も!「ポケモンカード」に熱狂する“巣ごもりバブル”への警鐘(小出 フィッシャー 美奈) | マネー現代 | 講談社
というか、ここで名前があがるノンフィクション本が、映画『The Beanie Bubble』の原作なんですね。
ロックミュージシャンで映画監督までやった例では、自作自演タイプを除けばクーラ・シェイカーのクリスピアン・ミルズが浮かぶが、あんまり成功したとは言えない。果たして、ダミアン・クーラッシュはどうだろうか。
この映画のために OK Go は新曲を提供しているが、うーん、まぁまぁでしょうか。
ワタシがこのバンドのことを知ったのは2006年だが、思わぬ形で一発撮りビデオが有名になったため、どんどんビデオ作りのハードルが上がり、バンドもそのプレッシャーを引き受けたのが偉いと思うが、ワタシが一番好きなのは未だ、その原点と言えるビデオのユーモアセンスなんだよな。
それが最終的にここまで行ってしまったんだからね。