オライリー本家から Building Green Software なる本の刊行が予告されている。
恥ずかしながら、「グリーンソフトウェア」という言葉自体知らなかった。
調べてみると、Green Software Foundation なる団体があり、そのサイトによると、グリーンソフトウェアとは温室効果ガスの排出を削減するソフトウェアのことらしい。
詳しくは、このサイトの「グリーンソフトウェアとは」を見ていただくとして、この日本語訳を手がけているのは NTT データの方だが、NTT データは Green Software Foundation の運営メンバーなんですね。
オライリーのグリーンソフトウェア本に話を戻すと、著者に名前を連ねている3人のうち、筆頭に名前がある Anne Currie は SF 作家にしてアーティスト、次の Sarah Hsu は Medical Students for a Sustainable Future の共同創始者で、つまりは医学生ということで大丈夫かねと思ったが、3人目の Sara Bergman はマイクロソフトのソフトウェアエンジニアみたい。
この人は昨年、グリーンソフトウェアについての講演を行っている。
正直、「温室効果ガスの排出を削減するソフトウェア」と言われても、リソース使用を抑えた作りのソフトウェア? 富豪的プログラミングとは相容れない? くらいしか考えが浮かばないのだが、これからこの言葉が流行ったりするのだろうか。