我々は、スタートレックにインスパイアされたテクノロジーから、ダグラス・アダムスの本から抜け出てきたようなテクノロジーの時代に移りつつあるようだという話である。
そう言われただけで、なんとなく「分かる」と感じてしまうのだが、ChatGPT などの AI との対話なんてまさにそうだし、しかも LLM にはハルシネーションが付き物ときた。運転手がいない Waymo のロボットタクシー、AI のガールフレンドも、まさにダグラス・アダムスの本の世界ではないかというわけ。
だから、僕はこれに夢中なんだ。
テクノロジーが不条理なら、我々は不条理な発明で応えなければならない。
それだけでなく、我々は不条理を真正面から受け入れなければならない。さもないと、今日のテクノロジーの尊大さが我々を食い殺してしまうだろう。
なんか分かるわー。「スタートレックの時代からダグラス・アダムスの時代へのテクノロジーの変化」とは使えそうなフレーズだ。
あと、この文章経由で知ったのだが、ダグラス・アダムスの本で発明されたものの一覧があるのね。というか、この Technovelgy.com 自体が、SF 小説や SF 映画での発明を集めたサイトなのか。
ネタ元は kottke.org。