この間公開した Jimmy Wales のブログエントリの翻訳「自由な知識には自由なソフトウェアと自由なファイル形式が必要」はいろんなところで取り上げてもらったが、Moleskin Diary における考察が面白い。「自由なファイル形式」と言うのは簡単だけど、それを厳密につきつめると心もとなくなる。
そうなると「ChangeLogですよ!プレインテキストですよ!」とたつをさんの独壇場になる……かと思いきや、氏が続けて書く通り、「しかし、文字とコードの対応がプロプライエタリだったりするとプレインテキストと言えどもピンチ!」なわけで、かけ声だけでなく自由をまもるというのは相当に難しい。
ワタシ自身はこの文章を自由でない OS の入ったマシン、しかも自由でないエディタソフトウェアの上で書いているわけでその時点で失格なのだが。
あと、Moleskin さんが引き合いに出しているストールマンの文章については、八木の野郎による日本語訳があるので参照くだされ。