- 出版社/メーカー: 日本ヘラルド映画(PCH)
- 発売日: 2004/01/21
- メディア: DVD
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さすが最悪の鑑賞後感を味わえる救われない映画作品リスト入りに恥じない救いのない映画である。これは良い。
この映画が公開されたのは1999年だが、現在ではなおさら重いものを感じさせる映画だと思う。
というかサスペンスとして見事で、勘の良い人は終盤にオチが読めるのだろうが、ワタシはまったく予想してなかった展開に呻いてしまったよ。
主演のジェフ・ブリッジスが、善意のアメリカ人の一形式をその押し付けがましさも含めて演じきっていて良かった。厳しい批評でならすローリング・ストーンのピーター・トラバースもかつて、「ジェフ・ブリッジスはニコラス・ケイジと並ぶ当代最高の俳優である」と書いてたっけ。10年以上前だけど。
これで日本嫌いでなければ言うことなしなのだが。