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『デジタル音楽の行方』への反応 その30

『デジタル音楽の行方』への反応、記念すべき第30回目は白田秀彰さん! 海外出張中だった編集者に泣きついたり拗ねたりして献本分をゲットした甲斐があった。『ビッグ・ピクチャー』と並べて紹介されていただき光栄である。

津田さんは、解説文で「『誰が音楽を殺すのか』の続編を書く気もちがなくなってしまった」と語るほどこの本を評価しているわけだが、私もこの本が網羅的に問題と解決策を取り上げていて隙がないと感じる。裏づけに乏しいという批判もあるようだけど、これから起こるだろう事態について語るんだから、裏づけに乏しいのは当然だろうと思う。

この後も温かい言葉が続く。白田先生に本をお渡しするきっかけを与えてくれた横田真俊さんにこの場を借りて感謝する。

白田先生も触れられているが、津田大介さんが文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会という並べて書くと漢字20文字を越える委員会の委員を務めるところまで来たんですな。INTERNET Watch「IPマルチキャスト放送の著作権処理、文化審議会の法制小委が検討開始」から引用する。

 なお、2005年にいわゆる“iPod課金”などを巡り法制小委で議論された「私的録音録画補償金制度」については抜本的な見直しが必要との結論に達したため、今期は「私的録音録画小委員会」を新設して検討することになった。第1回会合は4月6日。IT・音楽ジャーナリストの津田大介氏ら18名の委員で検討を進める。

まるで津田さんが代表みたいだし(笑)

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