Hotwire News(2009-05-25)で「ノルウェイのブラック・メタルシーン問題が映画に」という記事が目に留まった。
現在、公開中の吸血鬼映画『トワイライト』の大ヒットで人気急上昇中の俳優ジャクソン・ラスハウスが、新たな作品への主演契約を交わした。映画の原作は、1993年にノルウェイのブラック・メタルシーンを巡って起きた教会放火、自殺、殺人などを描いた奇妙な実話「ローズ・オブ・ケオス:ザ・ブラッディ・ライズ・オブ・ザ・サタニック・メタル・アンダーグラウンド」。ジャクソンは、ライバルのミュージシャンを殺害した罪で現在も服役中のブラック・メタルバンド、バーズムのヴァルグ・ヴィーケネス役を演じる。映画の監督は数々の問題作を手がけてきた園子温。監督にとって、初めてとなる英語での撮影が行われる予定だ。
アメリカで大ヒットを飛ばした『トワイライト〜初恋〜』のジャクソン・ラスボーンの主演作というよりも、監督が園子温というのが注目が大きい。
しかし、ワタシがそれ以上に気になったのは、この映画がノルウェイのブラックメタルシーンを扱ったものということ。そう、以前献本してもらった『ブラック・メタルの血塗られた歴史』が原作じゃない! 大久保さん、やったね!
ブラック・メタルの血塗られた歴史 (Garageland Jam Books)
- 作者: マイケルモイニハン,ディードリックソーデリンド,島田陽子
- 出版社/メーカー: メディア総合研究所
- 発売日: 2009/01/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (21件) を見る