- 出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー
- 発売日: 2010/11/26
- メディア: DVD
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井筒和幸監督の映画を観るのは実はこれが初めてで、ワタシはテレビタレントとしての彼についてしか知らなかった。そして、その彼についてあまり好感は持っていない。
本作は一言で言えば DQN の殺し合いということになるが、実際の事件に材を採ったものであるが、女を巡る喧嘩が周りを巻き込み引っ込みがつかなくなり凄惨な殺人にいたるまったくどうしようもない過程を描いている。
本作の登場人物はほとんど誰もワタシなど関わりたくない種類の人種で、でも、そのイヤーな感じがしっかり出ている。ただ明らかに後半物語が失速してしまうのはどうなんだろう。
あともう少し音楽をもう少し工夫できなかったのかなと思った。これは邦画全般に言えることなのだけど。