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ジョン・ウィック

日本での公開初日に観てきた。

ほっておくとよく分からん映画にばかり出ることでおなじみキアヌ・リーブスだが、本作は復活作とのことで楽しみだった。

しかし、伝説の凄腕の殺し屋だった主人公が愛する妻を病気で亡くし、その妻から託された飼って間もない子犬を殺されたことにブチ切れて復讐の鬼にって……ホラー映画と思わせてその実バカだった『コンスタンティン』を思わせる、結構おバカな要素も垣間見られるキアヌ・リーブスらしい復活作と言えるだろう(?)。

この映画の美点は、エキサイティングな暴力描写はもちろん、殺し屋専門ホテルとかあの金貨とか裏社会に戻ってくる主人公を取り巻く設定が独特の感じで描かれているところなのだが、正直ワタシはこの映画をそこまで優れた作品とは思わない。

しかし、ワタシはこの映画が好きだ。それは結局、主人公の哀しい佇まいが、それを演じるキアヌ・リーブスに強く重なり、その痛みが観客の心を揺さぶるからだ。それを反則と見る人もいるだろうが、彼の場合それでよいのではないか。

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