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GQ JAPANのデヴィッド・ボウイ追悼特集に寄稿した

GQ JAPAN「ChangesBowie──変化し続けたデヴィッド・ボウイの時代性と普遍性」を寄稿。

先週、平日の夜10時前にメールを見たら、翌日(やはり平日)17時締め切りの原稿依頼があり、これは無理だろと思ったのだが、元々の締め切りから数時間の遅れで原稿をあげたのだから立派なものだと思う。

これは著者校で見逃したワタシが悪いのだが、タイトルは彼のベスト盤から来ているので、スペースを入れない ChangesBowie 表記が正しい。あとリード文は編集部によるもので、「テクノロジーと洋楽に詳しいyomoyomo」には赤面してしまったが、代案を示せなかったのだから仕方がない。

ウェブサイトを開設してもうすぐ17年になるが、始めた当時まさか自分に GQ JAPAN のような媒体から音楽関係で原稿依頼がくるなんて思いもしなかった。これが最初で最後のチャンスだと必死に書かせてもらった。

これからボウイについての文章やインタビューが他にも公開されていくはずだが、山本寛斎をはじめとして、ワタシを除けば高名な方が書かれている。なぜ自分にお鉢が回ってきたか不思議になる。

将棋とロックについての文章について原稿依頼を受けて書くのが夢だったのだが、遂に両方とも叶ったわけだ。20年前の自分に教えてあげたい。

この原稿を先週の木曜夜と金曜夜に書いていた間、デヴィッド・ボウイの新譜『Blackstar』をずっと聴いていた。実は追悼文を書いたときは、正直この新譜がピンとこなかったのである。

自分の新しい音への順応が極めて遅いためだが、今回続けて『Blackstar』を聴くうちに、ようやく合点がいったというか、心からこのアルバムを愛することができるようになった。そして、また一層デヴィッド・ボウイに感謝の念が湧いた。

★(ブラックスター)

★(ブラックスター)

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